国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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多面的に見よう! まーたん
私達は日常において、いつもある視点からある光景を見ている。視点だけではなく、人間の認識一般は、ある立場からの有限のアプローチである。自分の視点と自分の言葉づかいだけが正しいと信じきっている人は、想像力ないし創造力を欠いているために自分とは異なる立場から見える景色を思いえがくことができない。レトリック感覚は、発見的な認識には欠くことができない上に、人をできるだけよく理解するためにこそ必要なのだ。ものの見方には、一面的なものの見方と、多面的なものの見方がある。私は、物事を多面的に見た方が良いと思う。〈要約〉〈是非の主題〉
その理由は第一に、多面的にものを見ると「ものの良いところ」を発見する事ができるからだ。友達の事でもそうだ。私の体験では、Aちゃんという友達がいてその子は、あまり勉強ができず、成績が悪かった。みんな、その子のことを「だめな子」と思っていた。だが多面的に見てみたら、その子の良いところを発見する事ができたのだ。それは「やさしさ」だ。その子は泣いている友達を見ると、すぐに駆け寄って来てくれて、慰めてくれていた。このように人は悪いところ、短所もあるが、多面的に見てみると良いところを見つける事ができるのだ。そう言った理由から、私はレトリック感覚(多面的にものを見る事)が大切だと思う。〈複数の理由一〉〈体験実例〉
第二の理由に、もし一面的にものを見たら「勉強の良さ」も、分からないからだ。勉強は一面的に見て考えた印象は、面倒くさくて、いやだなことだ。(笑)だが、勉強を一切しなかったらどうなるだろう?それでは、生きていけない。人間をやっていけない。勉強はある意味生きていくためにも大切な事なのだ。それに勉強と言うものがなかったら、百点や、高得点をとった時の喜びも味わえないのだ。このように、一面的にものを見たら場合によっては悪い印象しかもてなくなってしまうし、良い事も逃してしまうのだ。この二つのような、理由で、多面的に物事を見た方が良いと思っている。〈複数の理由二〉〈ユーモア表現〉
確かに一面的にものを見るのも、さっぱりしていて分かりやすく、簡単で良い。しかし、一面的ではなく、多面的に見た方が前にも挙げたようにたくさんの発見ができるし、そこから楽しさも広がって行くので、私は多面的に見る事が必要だと思う。「雑草とは、まだ、その美点が発見されてない植物である。」という名言がある。これは、一面的にしか見ていないから、発見できないのだと思う。人や、勉強。このようなものを、いろいろな角度から見てみると、楽しい事、面白い事、素敵だと思う事、たくさんの発見ができる。私はとにかく、発見する事が、良いと思う。良いことを、発見する事が好きだ。だから、多面的に物事を見る方が私は良いと、思うのだ。〈反対意見への理解〉〈名言の引用〉〈是非の主題〉
講評 kira
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