創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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里山とのつきあい方 えひな
里山とは、みどりがたくさんあって、いろいろな種類の動物達が住んでいるところだ。動物にとって緑のコリドーは大切な必需品だ。なので、緑のコリドーを都市につなげていったらいいと思う。そうすると、動物達と人間が共に暮らせれる社会になって、楽しい生活ができると思う。
私も、緑がたくさんある里山に登ったことがある。その時、里山の中はまるで冷房をつけているみたいにすずしかった。たぶん、緑がたくさんあることで気温が下がったんだと思った。里山の中では、暑い夏でもすずしくていいなと思った。また、目がいつも照明を浴びているので疲れていて、緑のものを見たらすっきりした様な気がした。最近は、目が疲れたら、山を見たりする。
また、テレビでたくさん木を切っているというのを見たことがある。私は、木がなくなったら人間は生きられないんだなと感じた。だから、私はなるべくノートは再生紙の物を買ったりしている。私の家の周りにはたくさん山があるので、木がなくなったとしたら違和感があると思う。木を使わずに電気をつくることができる「風力発電」「火力発電」「水力発電」などさまざまあるが、それらをたくさん使って、木や緑がいっぱいな地球にしていきたいなと思った。
人間にとって、里山とは一人で独占したりするものではなく、みんなと協力しあって造りあげるものだと思う。そして、動物にとって里山とは「衣食住」の三つがそろっている、生きるために必要なかけがえのない友達だと思う。
講評 huzi
動物と人間がいっしょに快適に過ごせる町。犬や猫だけではなく、ツルやサル、キツネやタヌキも身近にいる生活。昔話のようですが、楽しそう。
里山について【体験実例】の中に、緑の中で味わった感触を自分らしく書けたね。涼しさが印象的だった奈未ちゃん。空気の静まり返ったようすを、体で感じたのですね。目の疲れが取れるというのは、本当のことのようです。昔の人は、一日中緑を見て過ごしていたのですね。
木が大切にされていないみると、心配になるね。私たちができることというと、木から作られた紙を最後まで大切に使い切るよう、工夫することと、エネルギー資源を無駄にしないことですね。発電方法にたよるよりも、電気にたよらないよう、自然の力を利用しなければね(※火力発電も、水力発電も、自然を切り拓いて行われます)。
昔は、里山はみんなの大切な財産でした。宝物の価値を、今の人はもう一度見直さなければね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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