創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学校へレッツゴー   さやちゃん

「わぁ〜。きゃー。ちこくする。」
私は大変です。学校にちこくするからはやくしなくてはいけないのです。でも大じょうぶです。学校まではすぐそこです。だからちこくといってもじゅぎょうにはおくれません。
「いってきます。」
私はお母さんに言って学校に行きます。
「おはよう。」
おともだちにあいさつしてぶんだんのところに行きました。
 私は学校へ行くと中に、わすれものをしたことに気がつきました。
「あ。かぎわすれた。」
私はぶんだんの人に言ってお家(マンション)に走って行きました。
「お母さん、わすれものしちゃった。」
お母さんにエントランスを開けてもらいました。
「はい。いってらっしゃい。」
お母さんが言いました。
まるでかけっこのように走ります。ランドセルがおもくてあまりはやく走れません。
「はぁ。つかれた。」
学校に行くまでに、もうへとへとです。
「バイバイ。」
お母さんがベランダで手をふっています。
「いってきます。」
私はそんなことを思いながら手をふり返します。
「着いた。なんか山のちょう上に着いたような気がする。」

そう。わたしの学校までは一分で着くはずなのに、わすれものを取りに行くので、まるで山のちょう上までのぼった気がするのです。
 私はいつも学校の用意は前の日にすることになっているのにかならず(たまに)わすれます。
「どうしよう。」
私はいつも思います。
 私は学校まで近いのがべんりだと思います。なぜならわすれものを取りに行けるからです。でも、ゆだんしていてはいけないと思います。なぜなら、気がつかなかったら自分がこまるからです。

   講評   huzi

 学校まではすぐなのですね。1分とは、手をのばせば届きそうです。
  今回は、【たとえ】の書きかたを、変化をつけて使えましたね。パソコンで送ってくれた作文には、【たとえ】が使えたしるしが、なんと3つも入っていました。ものごとを、自分の心でよく観察(かんさつ)できているしょうこだと思います。わずか1分のきょりでも、重いランドセルをせおって、かけっこのように走ると、山の頂上(ちょうじょう)までのぼったような気がするのですね。沙耶ちゃんの「ああ、つかれた」という気持ちが、よく伝わってきました。
  【書き出しの工夫】には、とくいの「(かぎかっこ)」を使った書きかたができました。「いってきます」と言って家を出たのに、「あ、かぎわすれた」と、取りに帰って、お母さんにかぎを開けてもらって、また「いってきます」と、出発するのですね。いそがしそうだなあ。
  後半は、【心の中で思ったこと】を中心に、考えを述べることができました。家から学校までは、あまりに近いので、「思ったこと」や考えを書くのはむずかしかったでしょう。でも、あきらめないで、最後まで文で説明したのは、とてもいいことですよ。つぎは、感想文。文の説明の部分を、がんばって長く書いていきましょうね!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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