創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私は小さい頃(感)   トム・ソーヤ

 この文を書いた作者はは小さい頃、家の近くを流れる渡良瀬川から大切なことを教わっているように思う。小学生の頃、渡良瀬川に泳ぎに言った時増水していて濁った水が流れていた。流れが速く、私はやっと犬かきが出来るようになったばかりなので、ピチャピチャやって、遊んでいた。ところが、気づいた時には速い流れに流されていたのである。このまま流されていれば、浅いところに行くはずだった。そして何もあそこに戻らなくてもいいんじゃないかと思った。今度は下流に泳ぎ始めると、しばらく流されももほどの深さのところに着いた。流された怖さもあったが、脱出できたことの喜びに浸った。怪我をして全く動けない時に歩けない足と動かない手と向き合って、歯をくいしばりながら一日一日を送るのではなく、むしろ動かないからだから、教えられながら生活しようという気持ちになったのである。(要約)    このように、ぼくはおぼれたことは無いが、同じようなことならある。スキーで、少しだけ高いところから下りたそのとき、ころんでしまった。少し暴れたが、体勢をしりもちをついた状態にして、スピードのおちるところまでその格好で、滑った。もしそのままむりやりブレーキを掛けていたなら、大けがをしていたかもしれない。暴れた後に、あせらなくて良かったと思う。(たいけん)でも、もっとこの話に似ていることがある。火事や津波や地震だ。慌てていてもなにもおこらない。素早く何をすればいいか、考えてこうどうする。
 この話では、水に流されて死んだ子供の話を思い出したとあるが、このことを考えなければ、そのまま流されていたかもしれない。これはまるで、テレビにある、閉じ込められて悪いことを考えていると、助かると言うパターンに似ている。(たとえ)
 ぼくはおぼれたことは無いがこんな経験が無いと思いもよらないことが起こる。だから前もって準備をしておいたほうがいい。そのようなことがこの話を読んで、ぼくはしんみりとわっかった
。 

   講評   yuta

 難しい長文の感想文でしたが、いいながれで書けましたね。着目点もとてもいいです。
◆要約:「はじめ・中・終わり」から選んだ文を工夫してつなげたね。
◆体験実例:スキーで転んだとき、少し暴れたが、しりもちの体勢でスピードの落ちるところまで滑ったという体験。ぴったりのにた話だね。落ちついて対処できたことで、自信もついたのではないかな? 暴れていたら、けがをしていたかもしれない。この長文を読んで、あらためて、あのときはあれで良かったんだと思えたでしょう。 さらに、災害の時は落ち着いて、そして素早く行動しなくてはいけないね。
◆最悪のことを考えたことが、いい結果につながったのかな。考える余裕がそこにあったということかもしれないね。『まるでテレビにある、閉じこめられていて悪いことを考えていると、助かるというパターンに似ている』。なるほど〜。
◆わかったこと:『前もって準備をしていたほうがいい』心の準備だね。『そのことがしんみりとわかった』。そのことを知っているだけで、いざというときにかなり違いそうです。
       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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