低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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古いものと新しいもの 梅好き
ら抜き言葉は、永く批判の的になりながらも、しかし次第に多く使われるようになってきた。確かに、ら抜き言葉は手抜きである。しかしそれには理由があった。生きている者の一人として、あなたは、ら抜き言葉を、そうなった理由を認めるのか。こう問われるならば、答えは否。言語というものはその本質においてとても保守的なものである。そこで、そう簡単には言語多数決の原理だの言語経済化の原理だのを受け入れられない。いや、受け入れられないのである。(要約)
第一の意見は、古きよきものを守っていくのは大切だ、ということ。例えば、「ことわざ」だ。昔の人の口からは、二言目は、必ずことわざが飛び出してくる。意識しているわけではないのだろう。しかし、私たちの世代で、「この道はやめた方がいいよ。急がば回れだよ。」なんていう人、あまり見受けられないはずだ。今の若者はどんどん、ことわざを忘れていっている。そんな中でも、よくテストの時に耳にすることわざがある。「二度あることは三度ある。」ということわざだ。ミスをしてしまい、親から笑いながらからかわれて、おどされた時に言われてしまった。でも、逆にこんなことわざも、よく聞くことがある。「三度目の正直」。私は、前向きに考えて、いつも「三度目の正直」を使う。よく考えると、どちらも良い意味。そう考えると、ことわざはとても深いものだと思う。そんなことわざを、これからは大事にしていってもらいたい。
一方、新しくて便利なものにも良いところはたくさんあるという意見もある。IT化が進んだ今、世の中にはたくさんの便利なものが、流通し始めた。携帯電話、メール、パソコン。昔の時代では出来なかったことが、たくさんできるようになってきているのだ。携帯電話が出来ただけでも凄いことなのに、更に研究を重ねて、音楽を聴けるようにしたり、テレビが見られるようになったり。新しいものにだって、それなりにメリットはたくさんあるのだ。
確かに古いものにも、新しいものにも、それぞれの良いところがある。しかし、一番大切なことは、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言があるように、そのものの持ち味を最大限に生かす使い方をすることである。
講評 kira
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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