国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2788 今日249 合計12391
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   「ふしぎ」がいっぱい   LOVE

 「ふしぎ」と言えば、「わたし」という人間がこの世に存在しているということほど「ふしぎ」なことはないのではなかろうか。いったい「わたし」とは何ものであろう。このことは人間にとって、もっとも根本的な「ふしぎ」のようである。「わたし」の「ふしぎ」を忘れたましいのことを忘れて生きている人に、その「ふしぎ」をわからせる点で、児童文学は特に優れている。たましいというのは、直接にちゃんと定義するなどということはできない。たましいなど本当にあるのかないのか、実のところはわからない。人生における「ふしぎ」と、それを心の中に収めていく物語とが、いかに人間をささえているか。その時々自分にとって必要な物語、あるいはそれに類似のものを他人の作ったもののなかから見つけ出すことをしなくてはならない。それとともに自分が人間としていかにその存在をほかと共有しあっているかを思うと、多くの人に共通の物語があることも理解できるであろう。自分の人生を豊かで、意味のあるものとするためにわれわれは「ふしぎ」についてのものがたりを知っておくことが役立つのではなかろうか。

   講評   kanimo

課題文を適切に要約できています。
「私」というふしぎと、社会からみた「私」について考えてみましょう。
加藤さんの文章は、飾らず、大げさすぎず、無駄のない美しい文章です。
この続きを書いてくださいね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)