創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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読書の楽しみは おあよ
読書の方は、設備も要らず、どこかへ出かけるにも及ばず、相手と相談もせず、気の向くままにいつでもどこでもできる。読書の楽しみは無限だ。本を沢山読むということは、日本語を沢山読むということであり、日本語による表現の多様性、その美しさと魅力を知るということもある。
講評 mako
おあよ君にとって読書の楽しさはどこにあると思いますか? いつでもどこでもできるという便利さでいうなら、今はほかにも手軽に楽しめるものがたくさんあります。どちらかといえば、手軽には始められないのではないかと思います。
読むという行為は、受け身ではできません。自分からやろうと思わなければ先に進まない。読書の面白さを体験しようと思うならなおさらです。そう、始めの第一歩が大変なところ、それが読書しない原因の一つになっている。
今の世の中、自分からわざわざ働きかけなくても相手がサービスしてくれて、こちらはただ受けてさえいればいいというものであふれています。それがあたりまえになってきている。だからちょっとたいへんだけど本当は一番楽しいはずの自分で考えて自分で見つける喜びをついおっくうになって遠ざけてしまうのね。
読書の面白さを体験したことがある人は、読書をやめることがない。それは読書に代わるものがほかにないからです。運命の一冊は運命の人に出会うのと同じぐらい人生を変えてしまうこともあります。おあよ君もこれからそういう出会いをするかもしれません。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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