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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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 くずかごは、わたしたちとつねに、日々をともにしている。だが、どうしてだろうか。どうして、くずかごはまるで日のあたらない場所に置かれたまま、いつもあたかも「ないもの」のごとくにしかおもわれないのだろうか。どんなにすばらしい部屋であっても、くずかごはみすぼらしくてかまわない。そうであってすこしも奇妙におもわれることがないということこそ、むしろ、奇妙なことではないだろうか。くずかごは、どうあれ、もっとも親しい毎日のくらしの仲間なのだ。
 くらしにめりはりをつけるのは、何が必要かではない。何が不必要なのかという発見なのだ。あらためて身のまわりを見わたしてみて、何をすてるか、すてられるか、すてなければならないかに思いいたって、あまりもの不必要なものにとりかこまれた日常の景色に、ほとんど呆然としてしまう。そして、ようやく部屋の片すみに置きわすれられたままのみすぼらしいくずかごに目をとめて、どれほどこの日々に欠かせぬ仲間のことをないがしろにしてきたことか、いまさらのように思い知るのだ。
 日々のくらし方、ひとの住まい方ということをいうとき、まずかんがえるのは、くずかごのことだ。くずかごはおおきなくずかごがいい。くずかごのおおきさはそのひとのこころのおおきさに正比例すると、勝手にそう決めている。部屋におおきなくずかごを一つ、こころのひろい友人として置くだけで、何かが変わってくる。くらしの姿勢が、きっとしゃんとしてくる。<<三文抜書き>>
ぼくにも似た話がある。
それは、ご飯が終わった後に起こった。ぼくがティッシュを片付けようとした瞬間、
「あれ??護美箱は???」
こんな感じだ。学校のクラスにより、護美箱の位置が違う。
あと、ぼくの学校には、護美箱が少ない。
だから、時々、護美箱を探して学校内をうろつくことがある。
このときに、ぼくは、「ごみ箱がついてくるといいな!!」と思いました。
この話を読んで、ぼくは、何を持っているか、よりも何を手放すことができるか、という事のほうが大切だと思いました。

   講評   miri


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