創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書の楽しみ   ランラン

読書の楽しみは1人でできる楽しみだ。また、当方の体力とはほとんど関係がない。老人・子供・病人でも、多くの場合には、それぞれ読んで楽しめる。そして、金がかからない。本を沢山読むということは、日本語を沢山読むということであり、日本語による表現の多様性、その美しさと魅力を知るということでもあるでしょう。日本語の文章を楽しむのも読書の楽しみの1つだ。
「ハリーポッター」「野ブタ。をプロデュース」などだ。やはり、実際に本を読むのと、映画を見るのでは色々と違う。内容も少しだけ違う。「野ブタ。をプロデュース」のほうでは、とても話が違う。登場人物も違う。他に違うと思うのは、気持ちの伝わり方だ。例えば、悲しい時の気持ち。例えば、「E.T.」。この映画は、ある宇宙人と少年の友情が描かれているものだ。これには、E.T.とその仲間たちが違う星から地球に着いて、何かを探している時に、人間に見つかってしまい、追いかけられるシーンがある。そのとき、その宇宙人は
「ギャー」
という凄まじい悲鳴をあげながら逃走する。きっと、この声は「ギャー」という言葉にできないと思う。字だけだと、少し説明がないとその人の状況が分からない。だが、「ハリーポッター」は、そのときの感じで字体を変える。だから、そっちのほうが少し伝わりやすい。 

 私は今読んでいる本がある。その本は「きみの友達」という題名だ。この本は、題名どおり友達について語っている。最近では、中学校のことでも忙しくなってきたから、本は夜、寝る前に読むことが多い。いつもベッドに入るのはだいたい10時半くらい。そして、その時間から眠くなるまでは私の読書タイムだ。どの本でも熱中すると時間を忘れて次のページへどんどんめくりたくなる。そして、最終的にはお母さんに注意される……。でも、本に熱中することは日本語の勉強にもなるから良いことだとおもう。
 人間にとって読書とは自分の頭の中にある自分独自の世界を広げてくれるものだと思う。




   講評   yuu



 かなちゃんの読書タイムはお休み前の時間なのですね。これにはいくつかの理由があると思います。一つには、朝や昼間はとても忙しくじっくりと本を読めるようなゆとりのある時間を持てないということ。そして、就寝前ならば、次にしなければならないことの拘束(こうそく)がないことが考えられます。(何時にどこに行かなければいけない、何時からは他の用事をしなければならない、という時間の決まりがありませんよね。)でも、だから際限なく本の世界に没頭してしまうと、ついつい寝る時間が遅くなり、それでお母様に注意されてしまうのね(^_^)
 このように、本には、その世界の中に入っていける不思議な力があり、字を読むことで頭の中にはいくつものイメージの世界ができあがるのだと思いますよ。
 
 キーワードとしては、「活字情報」や「知的好奇心」がおすすめです。長文の中で多用(何度も使われている)されている語句や、作者が意図的につかっていると思われる印象的な言葉は、感想文の中でとりあげるのにも適しています。そのキーワードを基に論議を始めてもいいですし、その言葉に対する自分の意見や考えをまとめていっても、そのまま感想文の形に成り立ちます。



 長文の感想文を清書にする場合には、一段落に書いた要約を省いてくださいね。字数は少なくなってしまうと思いますが、もともと要約部分は目標字数に換算しないことを念頭に、今後は感想文に取り組んでいきましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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