創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   島国言語   ゆうちゃん

  島国言語の特質は、話の通じがたいへんよいということである。ツーといえばカーとくる。お互いに野暮な人間はいない、あるいは、いないはずだという前提に立っている。通人同士のコミュニケイションだということである。
 島国言語は、長い言葉を言わなくても短い言葉で相手と話すことができる。友達との会話のなかで本当の名前とか場所を呼びながら会話をするよりは、省略した言葉とかで話したほうが簡単に話をまとめることができるのだ。例えば、理科で伊藤とか言う先生がいる。その先生は、先生が話しているときに鼻をみると、鼻の穴が大きくなったり小さくなったりするから、「ブタセン」と呼ぶのだ。逆に、本当の名前より島国言語のほうが長くなることがある。それはそれで面白いと思う。例えば、同じく理科の松本というあごがアントニオ猪木に似ている先生がいる。その先生の別名「アントニオ松本」という島国言語が作りだされているのだ。島国言語は長くても短くても良いのだ。
 しかし、島国言語ばかり話していると本当に言葉や意味を忘れてしまうのだ。いつも他の名前で先生を呼んでいて、ふと友達から先生の名前を教えてって言われると名前が思いだせないのだ。常に本当の名前で呼んだほうがいいとは言わないが、たまには本当の名前で呼んだほうがよいと思う。
 島国言語は良い言葉だと思う。ただし、島国言語ばかり使っていて本当の名前などを忘れがちなので時々使ったほうがよいと思う。

   講評   miri

<第1段落>うまく要約できました。
<第2段落>ここの段落では、島国言葉のよい点を主張しました。たいへんわかりやすい実例とともに、きちんと意見が書けました。
<第3段落>ここでは島国言葉の弊害? について論じました。こういう困った現象は確かにおきがちですね。>>本当の名前が思い出せない。また、仲間同士だけで通じる言葉、という点も、問題が生じやすいところです。
<第4段落>今学期のまとめ方は一般化の主題です。「人間にとって・・・」という言い方にもっていけるとさらによいでしょう。
      

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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