低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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家族といっしょにテニスをした コムギコ
青々と晴れた日に家族みんなで近くのテニスコートへいった。
その日は火の中にいるような暑さだった。そして、みんなで試合をした。お父さん、六歳の弟のチーム、お母さん、僕のチームで試合をした。弟はルールが分かっていないから、サーブはめちゃくちゃだけど一応コートには入っている。その、弟のめちゃくちゃサーブに一回、やられたことがあった。そんな時、大笑いした。いろいろハンデが付いていたけれど、楽しく試合が出来た。お父さんと弟のチームに最後には負けてしまった。弟のめちゃくちゃサーブでやられたのは何回かあるけれど、ほとんどは、お父さんが点数を取ってもらったんじゃないのと思って、弟たちに負けたのを認めたくない感じだった。
そして、もう一回勝負をやった。また同じルールでしかも同じハンデつきで。このハンデさえなければ勝てるのにと思った。
そしてこの試合も負けてしまった。みんなでテニスをやっておもしろいと思った。またやりたいと思った。ルールがめちゃくちゃでも次はもっとたくさんやって、勝ちたいと思った。
講評 miki
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上天気の日に、家族でテニスを楽しんだことを、とてもくわしく説明できました。
コムギコ君も、ずいぶんがんばったけれど、お父さんと弟さんのチームに、最後には負けてしまって、ちょっぴり残念でしたね。そのときの悔しい気持ちを、書き加えてみてください。
会話や音などの書き出しを、くふうしてみましょう。
「弟のめちゃくちゃサーブ」というのが、とっても面白そうですね。どんなサーブなのかな? 「まるで……みたいに、 ような」というたとえ方で説明してみましょう。どんなハンデをつけたのな? コムギコ君一家のルールは、ユニークなものでしょうが、要するに、家族全員で、楽しく、和気あいあいとプレイできれば最高ですよね。仲の良いファミリーのようすが、ほほえましく書きあらわせました。
◎ 〔表現のくふう〕◎→
「そんな時、大笑いした」の間に、笑い声を入れるとさらにもっとよくなるでしょう。
【例】→「ワハハハ」or「ゲラゲラ」or「クスクス」……等々
★ お父さんが点数を取ってもらったんじゃないのと思って→お父さんが点数を取ってもらったのじゃないのかなあ、と思って
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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