創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   緑を増やしていこう   なるなる

     緑をふやしていこう
                            なるなる
 里山を歩いていると何人ものハイカーとすれちがう。それぞれの人はなにかの楽しみを求めて里山を訪れている。しかし、あちこちに「ゴミを捨てるな!」
と書かれた看板が道のど真ん中にどーんとつった立っている。里山のきれいな風景を期待しているハイカーの人たちから見れば大変目ざわりなものだ。
 山登りに行くと絶対にこのような看板がある。私も何度か見つけたことがある。学校の山登りで遠足に行ったとき、きれいな風景だけを期待しているときにふいにあらわれる注意書きの看板の数々。まるで、天国から地獄に来てしまった気分である。きれいな風景はそっちのけでつい視線は看板に向けられる。こんな看板なきゃいいのにと思ってしまう。しかし、それはどうしようもないことなのかもしれない。
 雑木林に生活する野生動物はきれいな山に住む。なぜなら、きれいな川やおいしげる草木のない山では生きていくことは不可能だからだ。今の人間達は野生の動物や植物の生育にストップをかけてしまっているのだ。
 これから、緑を増やし、できればあの目障りな看板たちもなくならせたいものだ。
「ちりもつもれば山となる」
ということわざがある。少し、意味はちがうが、まずは少しずつ緑を増やしていけるようになるといいと思う。注意書きの看板などなくても、ゴミを捨てないことは当たり前だという認識をもつことだ。自然を大切にするということは、動物や植物をいたわるだけでなく、全ての人間をいたわることにつながるのだから。

   講評   tama

 「自然を大切にするということは・・・」という結びの意見には説得力があります。個人の意見としてだけでなく、一般的な意見としてのまとめかたもうまくできました。

 課題が難しくなりましたが、今までどおり長文音読はもちろん、短文暗唱・読書にも力を入れていきましょう。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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