国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分を高めよう!   PINPA

 パコーン。パコーン。太陽がさんさんと輝く中、私には熱中出来るものがある。それは部活のテニスだ。ボール一つに皆が視線を注ぐ熱いスポーツだ。私はこのように何か熱中するのは良いことだと思い、生涯掛けて何かに夢中になれる人間になりたい。
その第一の方法として不安や緊張ぶっ飛ばし、トライすることは大切だと思う。例えば私が昨日読み終わった本で『里見八犬伝』がある。滝沢馬琴が江戸時代に書いたこの話、こんな昔の本私絶対読みません。普通ならば。しかし先日テレビで放送された『里見八犬伝』を読んで「面白そうだなー。」と思っていると母が市民図書館からGWに借りてきてくれたのだ。すると読んでみると面白い、面白い。あっというまになかなかの分厚い本を読んでしまいました。このように自分が難しそうだなと思っていても本当は面白かったりと、たくさんの視点から物事を捉えていみれば夢中になれる可能性だってあるのだ。だから何事にも拒む前にトライするべきなのだ。
第二の方法として夢中になれることを集中できるスペース・環境があることだ。「小学生のときに大好きな遊びの一つだった「いつ、どこで、だれと、だれが、何をした」というゲーム。『時間・仲間・場』このゲームでも重要項目な、このスペース三か条は夢中になるためにも大切だろう。また夢中になれるものというのは人によってそれぞれ全然違う。そのために少数派の意見で世間の人々から白い目で見られることがある。しかし、それはスペース三か条の仲間という点で不足している。だからこそお互いの夢中を認め合うことも私は必要だと考える。
確かに「私はこれだけが良い!」などと一つだけに熱心になりすぎて孤立するのも良くない。それでは小さい子供の好き嫌いと同じことだ。やはり『自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。』という名言があるように夢中という自分に持っているものを財産にするためにはこれに夢中になるのは大切なのだ。長寿のお年寄りというのは大好きな趣味を持つ人が多いというように夢中になることは絶対一度限りの自分の人生のためにも良いのではないか。

   講評   mako

 光る表現がいっぱいありました。中でも「互いの夢中を認め合うことも私は必要だと考える。」というところ。夢中になると周囲のことに対して無関心になってしまうところがあります。他人の趣味を押し付けられるのも迷惑ですが自分の趣味を拒否されてしまうのもまた嫌なものです。互いに認め合う姿勢は大切だね。
 以下は少し言葉を入れ替えたり省略して書き直した文です。参考にしてみてください。
★このゲームで重要項目になっている『時間・仲間・場』という三か条は、夢中になるためにも大切なことだろう。
★第二の方法は、夢中になれることに集中できるスペース・環境を作ることだ。
★これは三か条の仲間という点で不足しているとも言える。しかし、お互いの夢中を認め合うことも私は必要だと考える。
★自分に持っているものを財産にするためには夢中になることが大切なのだ。


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