低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
少年の頃の桜は(感) チェリー
散り初めの頃のある日、枝を離れた花びらを見ていて、これが地面に達するまでの状態を、ぴたりと表す言葉がないのに気づいた。ただ一ひらまた一ひらと、自分の重みだけで木を離れ、〇〇〇印を「散る・落ちる・流れる・こぼれる」などで埋めてみてもぴたりとはゆかないのである。(要約)
「うわぁー、なんてきれいなのだろう!!!!!」(書き出しの工夫)
去年、私は家族と一緒にアーチーズ国立公園という所へ行った。そこには、岩に穴があいた、虹のような岩がある。それをアーチと呼んでいる。だから、そういう名前の国立公園なのだ。ところで、そこにはデリケートアーチというすばらしいアーチがある。私たちは最初、そこへ行けないと思っていた。なぜなら、そこは片道1時間半ぐらい登ったり歩いたりするからだ。しかし、ちょうどその日は風が強く、すずしかったので、行くことにした。私は、「やったー」という気持ちになった。歩き始めた最初はふつうの道を歩いていた。けれども、だんだん大きな岩を登るようになった。岩をたくさん登ったが、1時間歩いたところで、そのデリケートアーチを見ることが出来た。とても感動的だったが、その様子を言葉で表すことが出来なかった。まるで涙が出るぐらいだった。本当は泣いていないが。(たとえ)私はデリケートアーチがこわれないうちに、見れてよかったと思っていた。(笑)(ユーモア表現)(体験実例)
人間にとって言葉というのは、とても難しいものである。あの長文のように、そして、上の私の経験のように、言葉で表せないものがある。しかし、言語をうまく使えば、きっと表せる言葉があるに違いない。だから、私もいつかきっとあのアーチズの様子を表せるだろう。(一般化の主題)
講評 unagi
<字数>722字で目標をクリアしました。
<構成>課題文第3段落を中心にした要約です。全体からまんべんなく抜き出すと更によくなりますよ。
<題材>国立公園で得た感動を体験実例して挙げています。「その様子を言葉で表すことが出来なかった。」主題と強く結びつく体験談を書くことができました。
<表現>「まるで涙が・・・。」でたとえが、「・・・こわれないうちに・・・。」でユーモア表現が入れられました。これらの表現により、気持ちがより一層伝わりますね。
<主題>「人間にとって・・・。」で一般化の主題が書けました。最後の1文は不屈の精神や前向きな気持ちが清々しく表われていますね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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