国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分が満足する生き方   ルイージ

 地球上にはまだ浪費文明に侵されず昔ながらの素朴な生活を営んでいる所がいくつもある。わたしはそういう土地に行き、その生き方になじむことで、自分の生きている日本の大都会の生がいかに反自然な人工的なものかを知った。そこで何より思い知らされたのは、人間は生きていく上でなんとわずかのもので足りるかということだった。
 オーストラリアの原住民、アボリジニの一人が東京に来た時、ビルの入り口の自動ドアに驚き、「何でこんなものが必要なのか。ドアなど手で開ければいいではないか。」と言ったという。我々はそういう思いがけぬ指摘で普段の生活がいかにムダな物で占められているかを思い知らされるのである。    (要約)
 発達した科学の力を使って不便がない生活をおくるほうがいいという意見がある。確かに、便利な生活のほうが良い。エアコンがあれば、自分がちょうど良い思う室内温度にできる。たとえば、私は夏に暑くて、いろんなことに集中できなかった。しかし、「エアコン」というとても便利な機械のおかげで快適な室温にすることができ、集中することができた。エアコンは最高だなとおもいました。
 シンプル・ライフという生活を送るほうがよいという意見がある。たしかに、暑いときには、半そで、半ズボン、寒い時には、10枚くらい重ね着をし(これは着すぎ!)、体温調節をしっかりすれば、エアコンなど必要なし、地球にも少しやさしい。しかし、夏は、どんなに薄着でも、エアコンがなければ暑さからは逃れなれない。しかし、水浴びなどをすれば多少は暑さから逃れがれる。
 たしかにシンプル・ライフは地球に少しやさしく、科学の力を使った生活もとても便利でそれぞれ良い点はたくさんある。
 しかし、「私達の人生は、私達が費やしただけの価値がある。」という名言があるように、シンプル・ライフでも、とても便利な生活でもなく、自分が満足する生き方をすることである。

   講評   miri

<第1段落>よく読んで要約ができました。全体のバランスから言うとやや長めです。
<第2段落>まず一つめの意見は、便利な生活のよさを主張しました。常体に統一するように心がけて。
<第3段落>シンプルライフの提唱が2つめの意見です。特に夏の暑さの例をあげ、便利な生活との対比ができているところがよいでしょう。あと少し、自然の風や高地などのさわやかさを書いて、シンプルライフのよさを強調できるとさらによいですね。
<第4段落>総合化の主題をここに書かなくてはならないのは、なかなか難しかったかと思いますが、よくまとめることができましたね。
              

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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