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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ヒトって凄い   くろーばー

生物界の中で人という種は、優れた学習能力がほぼ一生にわたって維持される。鯨やライオンのような大型哺乳類が限られた環境下のみ繁栄しうるという方向へ進化してきたのに対し、サルの仲間は環境に対する柔軟性において進化してきた。したがってサルの仲間は経験に基づいて外界についての知識を身に付ける事が不可欠なのだ。さらに人の場合はそればかりでなく文化と言う形において集積された個体の経験を採取することでもある。このような知識が無ければヒトがいかに無力な動物であるかがわかる。このような情報の体系をもつ事によって初めて有能に行動しゆるのだ。人間にとって学習とは大切なものである。
 学習が大切な理由は二つある。第一の理由は学習しないと成長出来ないからだ。長文の中にもあったがチンパンジーとヒトの子供を双生児のように育ててみると、始めは人間の子供のほうが能力が劣っているとさえ感じられるらしい。生まれた時から持っている本能と言うのは生きていく上で最小限に必要な考え位のもので、言葉とかそういった知識は持っていない。だがしかし成長していき、時がたつにつれ言葉や様々な方法、知識や実際の体験の記憶などを持っていなければいけない場合がでてくる。コミュニケーションをとるために不可欠なものでもあり、また学習していかなければ常に頭は1ヶ月の乳児状態となってしまうのである(姿は大人、中身は赤ちゃん((笑ッ!?)。
 そして、第二の理由は学習すればするほど様々なことが身に付き、それだけでなく実際役に立つからだ。例えば中学校で習う漢字を小学校の時から知っていれば、それだけ自分を高め、今後の勉強においてもプラスになる。直接必要なことでなくても要らない知識などはないので、知っていて損はしない。いつか役に立ったりすることが無いと断言することは出来ないからだ。
 確かに、学習し過ぎたり、全く遊ばないと言うのも良くないと思う。だが『ヒトは食べるために生きるのではなく、生きるために食べるのだ』という名言のように、学習も必要なのだ。勉強ばかりでは疲れてしまうのも理解できる。けれども生きていくために必要な知識くらいは持っていたほうが良いと思った。

   講評   kirara

 「学習」ときくと、あとずさりしたくなりますが、私たちは実は毎日が学習の連続なんですね。
 <<こうせい>>二つの理由がつながっているところがいいですね。学習すると成長する→学習すればするほど様々なことが身に付く、という流れが自然です。
 <<だいざい>>二つとも、しっかりとした実例を書けているところがすばらしい。長文に書いてある実例をもってきたところも、非常にいいやり方です。二つ目の実例は漢字を例にあげています。自分に近い題材を出したのがいいですね。
 <<ひょうげん>>「姿は大人、中身は赤ちゃん」を想像してしまった・・・。かなりこわいですね。名言も、いいものが入りました。この名言をみると、「食べること」= 「学習」というふうにも考えられますね。
 <<しゅだい>>どんなことも、極端にかたよっていてはだめですね。学習も遊びも、うまくバランスをとっていきたいものです。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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