創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
話し上手の人がいます ぐみ
話し上手の人がいます
グミ
話し上手の人がいる。しかしその人を御喋りとは呼ばないだろう。その事を私なりに考えてみますと、饒舌の人は、とかく「間」を取る事に気が回らなかったり、「間」の必要を感じていない場合が多いのに対して、話し上手と呼ばれる人は、意識して、あるいは無意識のうちに上手く「間」を取り入れている違いがあるように思われる。《構成》
私は「間」を取り入れる事は大切だと思う。《是非の主題》
「間」を取り入れるとどうなるか、それは、その前後の話に注意が向いて、前と後の区別ができる。例えば、朝会や集会で校長先生の話が長くて眠くなったという事は無いだろうか、少なくとも最低5回はある筈だ。校長先生の話は、単語で区切ってあって聞き取りにくい。もし校長先生が生徒で、普段話している様な事を言ったら
「おはよう ねぇ 昨日 の テレビ 見た ?」
こんな感じだと思う。私だったら集中出来ないで何話しているのかさえも分からなくなりそうだ。こんな子と友達になりたくない、というのが本音だ。「間」を取るにしても限度という物がある。前と後の区別をすると言っても、前と後の前が分からなければ意味が無い。だからある程度の「間」が必要なのである。《題材》
「間」を取る事は大切だが、「間」を取ると時間が勿体無い。しかし、時間をつくる第一の方法は急ぐのではなく何所に時間を使うか、なのである。《主題》
講評 isimi
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |