国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   迷う日本語の国際普及   読書の神

日本語は、いままで日本民族によってしか使われたことのない内輪の言語、つまり部族言語だ。どこの言語も初めは部族言語なのですが、それが外国に広まりだすと、外の視点が入ってきて言語の刈りこみが行われてくるわけだ。英語でさえも、いまだにイギリス人しかわからない、彼らだけの内側の視点の部分があるのです。その外側に、人工的に刈りこまれた英語の部分が付加されてきたということなのだ。(要約)
 日本語は何故内側にとどまり部族言語になったのかというとぼくには二つその理由が考えられる。一つは日本が狩などを始めた先土器時代にはもうすでに日本が孤立した島国になっていたということだ。二つ目は第二次世界大戦後世界とのつながりを持ち始めたとき日本語の国際普及に向けて努力しなかったからだ。
 そう言う意味では英語などすごいものがある。あらゆる言語を混ぜて作られたものだからだ。逆にいうと個性が無い。これはつまらないものだ。何故このようになってしまったのかというと、アメリカ大陸を発見したコロンブスが前そこに住んでいた先住民の言葉を使わなかったからだ。まるで、私が発見したから私のものだという風にぼくは思う。(まるで)
 手を入れるということは勝手に自分でかいりょうしてしまうということだ。例えば日本語を変えると今までの歴史が破壊されてしまうことと等しくなる。権力がある人などは歴史をも変えかねない。このように国際普及させるということは、歴史を破壊するということに等しい。だから、国際普及させるということになれば日本国民全員で反対するだろう。(一般化)

   講評   jun

<第一段落>
 要約はうまくまとめましたが、敬体文が入ってしまっているので、すべて常体に統一しましょう。
<第二段落>
 日本語がなぜ部族言語なのか、その理由について、ゆうき君の意見がしっかり書けていてすばらしいです。「二つその理由が考えられる。」としてから、それぞれの理由を書いたところもわかりやすくてよいですよ。
<第三段落>
 英語についても、自分なりの考察を書いてくれましたね。
 たとえも使えました。
<第四段落>
 「日本語を変えると今までの歴史が破壊されてしまう」とはそのとおりです。
 日本語を外国の人にも学びやすいように整理することも必要なのかもしれませんが、長い歴史を持つ日本語をあっさりと整理してしまうことにも問題がありそうですね。
                             

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