総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。 ＡＩ時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。 ▶ 創造発表クラスのご案内

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　　　自分の趣味を大切に　　　オッサー

　「コトン」
この音が僕の脳を刺激した。<<書き出しの工夫>>この音は、趣味として持っているNゲージが線路の上を走っている音だ。ちょっと暇な時にこの音を聞いていると、心が落ち着いてきてなんとなく「ほっ」とする。
　僕は、二年生の時までプラレールでよく遊んでいた。でも、友達の倉林君が三年生の時に、
「お父さんからもらったNゲージが楽しいんだ。」
と、言いながら僕にすすめた。そして四年生の春ぐらいに倉林君の家で、さっそくNゲージを見せてもらい、動かしてもらった。電車はプラレールより小さいのに速く、すぐ脱線すると思った。そして余りにも飛ばしたので、急カーブで脱線してしまった。まるで車輪がとれてしまうかと思った。<<たとえ>>でも僕はそれを見て、「すごい。」と思った。なぜかというと、今まで遊んでいたプラレールと比べて、余りにもせいこうにできているためだからだ。つい僕は、
「いくらした？」
と聞いてしまった。そしたら、カタログを持ってきてくれた。ぼくは、新幹線の値段を見た。プラレールだったら六両買っても二、三千円ですむのに、Nゲージは六両も買ったら、二万円程度するらしい。はっきり言って予想外だった。そしてぼくは、家に帰ってすぐパソコンを立ち上げ、検索コーナーに「Nゲージ」と打った。そしたら、画面に「KATO」という会社が目にはいった。そして開いてみた瞬間、僕の目には電車の写真が入ってきた。ページ全体を見ていると、「初心者向けセット」というのをみつけた。なかを見ると、「ベーシックセット」「スペシャルセット」とあった。価格は、ベーシックで一万五千円。スペシャルで二万三千円ぐらいだった。そして、スペシャルセットは無理だなと思った。そして僕は、ベーシックセットをクリスマスプレゼントに頼もうとした。だけど最初は、お父さんもNゲージを知らず、結局分からないまま、クリスマス一ヶ月前になった。お父さんもようやく分かってきて、クリスマスの二週間前ぐらいに、東京にあるホームセンター・KATOに行ってきた。そしたら、Nゲージだらけ。ぼくは興奮して走り回った。一階が会社で、二階は、展示室。三階は、お店だった。展示室では、Nゲージのジオラマが五畳分ぐらいあって、複雑にできていた。ぼくは目をひかれた。そしてついに「ベーシックセット」を買ってもらった。ベーシックセットは、楕円形の線路と、蒸気機関車と客車三両のセットだった。買ってもらった時は、とても嬉しかった。そしてその他、東京タワーなども見物してから帰った。
　ついにクリスマス・イブがきた。箱をあけ、線路と車両を出して、線路をつなげ機関車と客車をレールにのせて、ついに電源が入る。コントローラーのランプが「パッ」と
ついた。そして、ハンドルを回した。蒸気機関車がゆっくりと客車を引いて走り出す。ついに夢の電車が走り出した。僕は、本当にうれしかった。<<体験実例 >>
　人間にとって物を集めるということは、自分の好きな物で心をいやす事でもある。なので、物を集めると自分に良い事がある。<<一般化の主題>>

　　　講評　　　itoyu

　こんにちは。訂正箇所がしっかり直っていますね。試験期間中なのに、よくがんばりました。これからもパソコン入力ですらすらと作文を書いていってくれることを期待しています。
　今週は５週目なので、作文教室はお休みです。次回６月７日は進級試験で、課題「家族の長所」、「楽しい先生」のどちらかで書いてもらいます。準備をしておいてくださいね。