創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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間を取ることの大切さ えねか
饒舌の人というのは、とにかく「間」をとることに気が回らなかったり、「間」の必要を感じていない場合が多いのに対して、話し上手とよばれる人は意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」をとリ入れて違いがあるように思います。余韻とか余情、ふくみ、それらはすべて、「間」のいかし方にかかわっているようように思う。自然に「間」を必要するのは、必要とするだけの実質をそなえているものだろう。私は、絵画も人生も余裕があるから集中できる、と思う。
第一の理由は、授業でも、友達との会話でも、話し合いでも、一方的に話されると、理解しようとやっているうちに話がどんどん進んでしまい、最後には何の話なのか分からなくなってしまうことがある。
けんかのときも、最初は何の話なのか分かって、どんどんわめいているが、途中で、
「昔から、ムカついてた」
など、話から、だんだんそれていく傾向がある。そうなっていくうちに、最後には、なんの話なのか分からなくなってしまうのだ。 第二の理由は、間があると話がスムーズにいって、分かりやすく、だんだんもりあがってくるからだ。友達関係も、話し上手の
ヒトが好かれるのだ。間があると何の話なのかわかり、意味を理解して話ができる。そうすると、もりあがってくるのだ。そして、
とても楽しい話ができる。また、間がないと言うのに忙しく、話の表情はできないが、間があると話の表情ができる。笑顔で話してると、相手にも影響し、相手も笑顔になれる。間をおきながら、笑顔で話すと、
「ネェ、これは、〜だよネ」
「うん。そうだよネ↑↑」
と、素直に接してくれるのだ。
確かに、間が多すぎて話しにくいときもある。しかし、このような名言もある。「いかに飽きずに続けるかではなく、飽きることと続けることとをいかに両立させるかということが大切だ。」という名言があるように、やっぱり私は、間をとることは大事だと思う。
講評 miri
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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