低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
伝えること ルイージ
ノンフィクションの書き手は、在るものを映そうとし、フィクションの書き手は、在らしめるために創ろうとする。
ノンフィクションのライターにできることは、事実の断片を収集することしかできない。加賀乙彦のいう「真実」とやらに到達することは不可能であり、事実の核といったものを掘り出すこともできない。だが、それでどうしていけないことがあろう。断片と断片の間はついに埋まらない。わかることもあり、わからないこともある。それをそのまま提出してどうしていけないか。いや、むしろその方が、『在る』ものとしての事実の質感や大きさをくっきりと伝えることになるのではないか。 (要約)
事実をありのまま伝えることはいいことだ。たとえば、なにか、事件がおき、犯人が逃走した。しかし、目撃者などがその情報をありのままに警察に伝えることによって犯人逮捕につながるのです。私が体験した話だが、通販でmp3プレイヤーを買ったら、そのmp3プレイヤーの全体がうつっている写真から想像した大きさより小さかったのでびっくりしました。
「創作を加えてより事実に近ずけるという考えがある。たしかに、作文などは、事実だけで書くのは難しい。
たしかに、事実だけでかくのも、すこし創作をいれてかくのも、よい点はたくさんある。しかしもっと大切なことは、「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに、目のほこりを払わねばならない。」という名言があるように、相手に伝えるという行為に責任をもっていくことである。 (総合化)
講評 miri
毎週書いていくうちに、文の構成、流れ、実例の入れ方、主張のしかたなどが身についてきたことと思います。実例部分の敬体 を常体で統一するのがまだ苦手なようですね。
そろそろ入力にも慣れてきたと思うので、ヒントはあくまでも参考にし、体験実例のように「自分なりの」「自分だけの」意見を持って、総合化の主題に挑戦できるとよいと思います。この場合、もちろん作者の意見と自分の考えがちがえば、当然反対意見の形で書いてもよいのです。
6月の後半はそれを目標にしてみましょう。
進級試験は合格です。今学期、身につけることができています。よくがんばりましたね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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