国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   四年と五年の先生   千鳥

「始業式に行くので並んでください」(書き出しの工夫)
これはもう離任した三年の時の先生が、ぼくが四年生になった日に言ったことだ。引率されて体育館に来て、座って他の学年を待ちながら、ペチャクチャ休みあけの話をしていた。
 しかしなんと言っても最大の楽しみは、だれもが何度も体験しているであるハズの緊張するプログラム、そう、担任発表\\\だ。(体験実例)でも、たとえば席替えなど、この手のは大体後悔する。(たとえ)後で、やらなければよかったと思うことが多い。前述で述べたこととまるで逆のことをいっているが、やっぱりやりたくなってしまうのは、もうとっくに理解した。
 そして4年1組の担任になったのは、K先生だった。このとき感じた気持ちは、「地味 微妙 イマイチ」のようなことだった。友達も、大体同意見だった。このときはまだ、絶望への出発点だったことをまだ全く感じていなかった。
 早くも最悪は始まった。宿題が多い、女子のひいき等々どんどんわれら男子の評判が落ちていったのが、言われなくてもわかった。(わかったこと)怒り方も逆ギレしたくなるぐらい嫌だったし、まだしてもいないことをしたと勝手に勘違いしたりと、文句の言葉ならいくらでもでてくる。親達にまで伝染してしまったりもした。とにかく、嫌な先生だった。
 今の担任もやっぱりきらいだ。もしかしたらK以下かもしれないという予想は、なんだか当たりそうな予感がする。でも、もう少し様子を見て、よい所を見てみたい。

   講評   unagi

 今週は進級テストでした。お疲れ様でした。
 <字数>630字で目標をクリアしました。
 <構成>「始業式に・・・。」で書き出しの工夫ができました。
 
 <題材>担任発表や席替えなどの体験実例を書くことができました。期待と落胆の入り混じる緊張状態が上手く描けています。
 <表現>残念ながら比ゆの「たとえ」になっていません。しかし、キーワードを入れようとする努力のあとが見られますから、○となります。頑張りました。
            
 <主題>「・・・言われなくても分かった。」で分かったことが書けました。辛い思いをバネにしましょう。
「でも、もう少し様子を・・・。」という締めくくり方がよいですね。楽しい担任の先生でありますように。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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