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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   母の二十面相   さやちゃん

「○○ちゃん(私の名前)、はやくしなさい。べんきょうしなくちゃいけないでしょう。」<<構成>>
母がお化粧をしながら注意しました。
「はーい。いまからやります。」
私は大声で返事をしました。
 私は昔、お母さんのお手伝いをしたことがあります。アップルパイ作りとケーキ作り、パン作りなどです。おかあさんはおりょうりがすきなのでパンやケーキの作り方がのった本がいっぱいあります。
「三十分ねかしてその間にチョコレートをとかして・・・・。」
など色々な指示をします。まるでコックさんみたいです。
 お母さんは塾の宿題側からなかったらヒントやアドバイスしてくれます。学校の宿題は私が自分でたしかめをしてお母さんに見せます。するとお母さんが確認をして間違っているところをチェックしてくれます。一問でもまちがえると、
「○○ちゃん、たしかめした?○問まちがえているけど。」
とお母さんが困ったように言いました。
「うん。ごめんなさい。これからは気をつけます。」
私ははんせいします。
「○○。もんくばかりいわない。」
お母さんがどなりました。お母さんはおこるとこわい(きびしい)のです。
「いやだ。いやだ。うえーん。」
私はもんくばかり言うのです。私が泣きはじめると、
「泣く子はきらい。しずかにして。」
と言われます。私は急にしずかになります。でも心の中では、
(ママなんてきらい。)
と思います。でもふつうにしていると、
「○○ちゃん、いいこだね。」
とやさしい声でほめてくれます。私が元気がないと、
「どうしたの?ぐあい悪いの?」
と聞きます。
 おかあさんはやさしくてきびしくてだれよりも子供のことを思っている人です。私はお母さんが大好きです。

   講評   huzi

 ○○ちゃんのお母さんは、お料理がとくいなのですね。手作りのアップルパイやケーキ、おいしいでしょうね!
  今週は進級テストでしたね。お母さんとのようすを、今まで練習してきた書きかたを使って、ていねいにあらわすことができました。もちろん合格です! おめでとう。
  お母さんは自分のしたくをしながらも、○○ちゃんの動きをちゃんとわかっているのですね。【書き出しのくふう】では、お母さんの言葉にちょっとドキッとした沙耶ちゃんの気持ちが伝わってきました。
  ケーキを作ったり、パンを焼いたり、【まるでコックさん】みたいに、料理をするお母さん。それに、楽しいことばかりではなく、○○ちゃんの勉強も教えてくれるのですね。わからないところを教えてくれるお母さんは、先生みたいでたのもしいですね。けれども、時々きびしい言葉も。きっと、お母さんは、きびしい言葉もちゃんと受け止めて、がんばれる人になってほしいのだと思います。楽しいことだけではなく、むずかしいことも、人生にはあるのですから。
 むすびの【心の中で思ったこと】が、いいですね。だれよりも思ってくれる人がいることに気がついている、沙耶ちゃん。これからもいろいろなことを、お母さんやお父さんから学んでいくのですね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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