創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
金箔や!! いほふ
見テ 知リソ 知リテ ナ見ソ 見てから知るべきである、知ったのちにみようとしないほうがいい。また、われわれは知る必要がないのか、勉強する必要もなく、知識をうる必要もないのか、と問われそうであるがこれはちがう。そのへんが非常に微妙なのだが、柳宗悦が戒めているのは、知識にがんじがらめにされてしまって自由で柔軟感覚を失うな、ということである。自分の感性を信じ、なお一般的な知識や、他の人びとの声に耳をかたむける余裕、きわどいバランスの上に私たちの感受性というものは成り立たねばならない。
私たちは体験することは大事なことだと思う。その理由は第一に、見るということだ。
私は受験が終わって京都の北野天満宮に行った帰りに金閣寺に行ったことがある。歴史の授業で金閣寺を習った時は、
「こんなん金色の絵の具ぬってるだけにきまってるやん!!」
とその当時は言っていたが本物を見た今は、「すごい!!」としかいいようがない。晴れていたのもよかったのかもしれないが、すごいきれいな金色の建物が湖の中に建っていた。
こういうものは写真より見たほうが絶対にいい。
第二の理由は、触れるということだ。私の中学校は山の中に建っているのでとてもいろんな虫がいいる。私は小学校まではかえるを触ったことがなかったが、中学校にいってからさわるようになったし「あり」というものを今までは全然意識していなかったが中学校にいって毎日のように見るようになってからはすごく意識するようになったし触れるようになった。こういう体験も必要である。
たしかに、体験するということは難しいことだ。しかし「道は短くても、行かなければ到着しない」という言葉があるように、何事も体験しないと意味がないのだ。
講評 huzi
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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