国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   インドではほうぼうの町角で   コムギコ

駅前広場には毎日夥しい自転車が乗り捨てられていくが、大抵はサイクリング用で子供たちは変速ギアのついたしゃれたのを平気で公園に置き去りにしていく。インドの子供らがこれを見たら、なんと思うだろう。限りある地球上の資源を一方は富にまかせて不必要に浪費し一方はとことんまで使いきろうとしている。人間は一体生きるために本当に何を必要とするか、ということだった。快適な背活の追求はしばしば贅沢と息を接し、人間に本来の生の姿を忘れさせるのではあるまいか。ともかく現代日本人がおごっているのは確かなようである。
 <<こうせい>>要約/感想文
日本は物が豊富で、何でも手に入る。なので、日本人はあまり物を大切にしない。まるで「花よりだんご」だ。そして僕の場合は鉛筆だ。まだ、少し使えるのに使わないで机の中へ入れてしまい、また新しい鉛筆を出してしまう。でも、なぜそうしてしまうのか分からない。不思議に思う。短くて書きにくいからだろうか。まるで「三つ子の魂百まで」だ。    <<ひょうげん>>たとえ・
逆に大切に出来るものもある。電池だ。ほかのものもそう思えばいいのだが、電池は最後の最後まで使い切る。ライトやリモコンなどで使うので、最後まで使いきれる。
<<だいざい>>体験実例
 僕は、大切に使うものと使わないものとある。インドは徹底的に修理し、再生し、とことんまで使いきる。日本はそのはんたいだ。インドが生産性に乏しい貧しい国であっても、そうでなくてもインドのように、修理して、再生してとことんまで使い切るインドの考え方のほうが、僕は日本人だけれどもその方がいいと思った。これからはインドの人々のようにどんなものでも、一回壊れたらまた、修理したりして、いろいろなものを大切にしていきたいと思う。
 <<しゅだい>>わかったこと・

   講評   miki

【第一段落】 長文の趣旨(しゅし)や、キーワードは、しっかり理解できましたね。とても上手に、要約ができました。(^_^)v
 【第二段落】[日本は物が豊富で、何でも手に入るので、日本人はあまり物を大切にしない。]と、客観的(きゃっかんてき)に見極め(みきわめ)ながら、具体的に説明できました。
◎ 〔表現のくふう〕◎→
まるで「花よりだんご」だ。≪この場合、少し論旨(ろんし)から外れているので、他のたとえを考えてみましょう。≫
文例⇒「まるで使い捨てぞうきんのようだ」or「まるで埋立地(うめたてち)に、山と積まれた粗大ゴミのようだ」

 【第三段落】まだ使える鉛筆を無駄にしている自分を振り返り、とても素直に、その点を、反省しているところは、すごく好感が持てますね。
 でも、あなたにとっては、乾電池をしっかり使い切るという、もう一つのお話。とても立派です。
 【第四段落】このお話を読んで、恵まれたコムギコ君たちとは、反対の「貧しくて物が少ないインドの国に住む人たちに、なんだか、申し訳ない」という気持ちを抱いたのは、大きな心の収穫(しゅうかく)ですね。むすびの決意が、実にすばらしい!  ぜひ実行してください。(^^)/~~~
   

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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