低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人類 リラックマン
先日、日本産トキの絶滅が確実になったと報じられた。自然保護の先進国アメリカでは、一八七二年、世界にさきがけてイエローストーン国立公園を設置した。アメリカの徹底した自然保護を日本のそれと比較して、そのちがいをなげいていた筆者だが、うれしい体験をした。親は秋に産卵を終えて死んだが、その卵が六月に、飼育箱の中で孵化した。先日渡米の折、ロサンゼルスの友人たちにこのカマキリの話をした。ところが、彼らの話ではロサンゼルスではカマキリの捕獲が禁止されているそうだ。数が激減しているのがその理由だった。東京に比べれば、はるかに土地は広く緑も多い。ロスより自然環境は悪い東京だが、今日でもカマキリを自由に捕らえて飼育観察できる東京に、ささやかな幸せ感じた経験だった。
わたしがこの話読んで一番「へえ。」と思ったのは、ロサンゼルスではカマキリの捕獲が禁止されていることだ。
今、わたしの学校の国語の授業では「人類はほろびるか」という説明文をやっている。そこにも、トキやキョウリュウなど、絶滅してしまった、また、絶滅しそうな動物たちの例がのっている。昔は普通に見られていためずらしい生き物が、人間によって絶滅していく。このことを改めてきくと、まるで人間は悪魔のように思ってしまう。自分がよければ言いという感じがすごくしてしまう。わたしもその人間で、実際に虫を捕まえたりしてた経験者だが・・・。
昔は自然がたくさんあったが、今はその自然すら少なくなっていて、動物のすみかが減ってきている。これは、動物にとってとてもつらいことだ。動物の気持ちをわかれば、生き物みんな幸せになるのに・・・。と思う。
わたしはこの話を読んで、人類は動物の気持ちを分かって生活するべきだと思う。
講評 miri
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