低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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「先日、日本産トキの」感想文 おすや
トキのように絶滅寸前まで追い込まれた動物や、その数を激減させている植物を救おうと努力する姿は、「人間の良識」と評される。その通りと思う半面、偽善ではとのむなしい思いが残る。身近な動物の中にも、姿を見ることがまれになったものが少なくない。絶滅が確実視されるまで放置したあとで、救済努力を傾注するということには、大きな矛盾を感じる。僕の近所でもよく、前までは草がびっしり生えているような所が、しばらく見ないうちに家がたっていたり、工場ができたりしていた。テレビのニュースなどでも、森林が伐採されたり絶滅の危機に陥っている動物の事が話題になっているのをたまに見る。たとえば、日本のメダカがいい例である。外国の魚を輸入したり、工場の汚水を川に流したりして、メダカの住む場所を奪っているのは、人間なのである。新しいものばかりに目がいってしまって、その新しいものがさまざまな動物を絶滅の危機に追い込んでしまっているのにきずかない。他にも、私利私欲で動物を密猟して絶滅に追い込んだりしている人間もいる。人間にとって自然とは生きるためにはかけがえのない物なのである。その自然を破壊している人間には、いつか自然からのお返しがきてもおかしくはない、と思う。 END
講評 hira
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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