創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間と動植物の友情   えひな

 最近、絶滅していく動植物が多い。また、絶滅の危機にひんしている動物も多い。そして、絶滅寸前にまで追いこまれた動物や、その数を激減させている植物を救おうとする姿は、「人間の良識」と評される。しかし、絶滅が確実視されるまで放置したあとで、救済努力を傾注するということには、大きな矛盾を感じる。また、アメリカは自然保護の先進国といわれ、一八七二年、世界に先がけてイエローストーン国立公園を設置した。アメリカが自然保護を他国より先にやりはじめたのは、きっと他国よりはやく自然を破壊してしまったからではないだろうか。
 私は最近自然が減ってきたなと思うことがあった。家のすぐ周りにあるみぞには、いつもメダカやオタマジャクシなどのたくさんの種類の生き物がいた。まるで、本当にメダカの学校があるかのようだった。だが、最近はメダカもあまり見れなくなり、水も汚れてきている。生き物にとって、苦しい環境ではないのだろうか。
 私はこの前ニュースで意外なことを聞いた。それは、スズメが大量死していたという話だ。私の通っている中学校でも、スズメがよく死んでいる。私は、何が原因なのか知らないけど、とてもスズメには暮らしにくい環境をつくってしまったのだと思うととても申し訳ないと思う。
 人間にとって、動植物とは切っても切れない大切な昔からの友人だとおもう。だから、これから人間と動植物がお互いに暮らしやすい環境をつくっていきたいと思う。

   講評   huzi

 「友情」は、人間同士だけでなく、人間と動物の間にも存在すると考えたのですね。○○ちゃんの感性のこまやかさがあらわれた題名でした。
  【要約】 には、アメリカの自然保護が進んでいるのは、他国よりはやく自然を破壊してしまったからという話を紹介していますが、日本もいつか同じ道をたどるのでしょうか。日本の国土はせまいから、自然破壊のスピードは速そうですね。
  【体験実例】には、身近な自然破壊のことを思い出して書いたね。めだかの学校があった場所が、汚れた流れに変わってしまったのは残念ですね。日本産のめだかは、絶滅しかかっているという話もあります。
 スズメの大量死? 電話で聞いて驚きました。どうしてでしょう。カラスに攻撃されたのかな? カラスも自然の生き物ですが、ゴミがいっぱいある都会に増えているそうですよ。
 切っても切れない大切な昔からの友人。自然に対する考え方を、大きな【たとえ】表現にしましたね。お互い暮らしやすい環境を作るためには、力と知恵のある人間から歩み寄っていかなければなりませんね。

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