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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   先日、日本産トキの(感)   ベッキー

 私は、絶滅した動物についてよく知っている。まずライオンなど肉食の動物は生きるために最小限の狩をする。ところが人間は、食用、道具の材料、遊びなどのために他の動物たちを大量に狩りつくしてしまう。ドードーは羽があるのに飛べないし、その上歩きも遅いのですぐに捕らえられえて食べられてしまう。ステラーカイギュウは海に住むものすごく大きなオットセイみたいな形をしている動物だが、人間には襲いかからない性格で食用に使われ、絶滅した。オーロックスは角をコップに使ったり狩り遊びに使われたりして絶滅した。私は人間と言う物はものすごくひどいと思った。しかも、道具を使って一度に大量に狩りつくしてしまうのだ。
 私は絶滅した動物についての本を読んでみた。一番悲しくかわいそうに思ったのはカロライナインコの話だ。インコの仲間は熱帯に多く、北アメリカにはカロライナインコ一種だけが知られていた。彼らはもともと森林に住み、大きな木の穴に巣を作って、木の実などを食べていた。やがて森が切られ果樹園になると、もとあった木の実の代わりに果実をあさるようになった。人は害鳥として撃ち殺し、野生のものは二十世紀のはじめに、動物園にいたものも千九百十四年には死んだ。
 人間は食物連鎖の一番上にいる。まるで王様のようだ。他の動物や植物を絶滅させてしまう危険性がある。私は、人間も動物なのだから生きもの同士仲良くすればいいと思った。人間にとって、生きものは大切だ。

   講評   nara

 動物が大好きなベッキーちゃんならではの作文だったね。食物連鎖の一番上にいる王様は、暴君になってはいけない! 他の動植物を軽んじるということは、自分自身の存在も危うくするということなのだろうね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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