低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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天神島は生き物天国 ポニー
スイ〜スイスイ。
アゴハゼの幼魚がのんびり泳いでいる。だが、つかまえるのはむずかしい!
六月十日、土曜日。二俣川幼ち園の卒園生が集まり、先生達がつきそって、磯遊びに行った。天神島という島の磯に行くのだ。しかし、六メートルほどしかない橋をわたったらすぐ天神島であるが。
天神島に着いてから、天神島の生き物を研究している方もつきそい、楽しい磯遊びが始まった。私はまず、ヤドカリでも観察するかな〜と思い、さがして見た。というまでもなく、まるでそこらへんに落ちているゴミのようにワンサといた。ここの生き物は保護されているから、いっぱいいるのも当然だ。だから、ヤドカリはかんたんにとれた。他にもカニ、これは毒があるのだがアゴハゼの幼魚などが私にとれた生き物だった。
天神島の生き物を研究している方は、あみを使い、ジャボ、ジャボジャボと岩にあみをバコン、バコンとぶつけ、持ち上げて中に何か入っているたびに、
「バケツに入っているびんとってくれますか?」などと聞いてとってもらうと、その生き物を海水と共にびんに入れ、見せてくれた。たとえば!「こしまがりエビ」な〜んてのもいた。大きい魚もとれたりした。名前は忘れてしまったが。
さっき、カニがとれたと書いた。カニは石などをひっくり返すと、ひょいといたりした。けっこう横歩きでトコトコトコと速くにげてしまう。パッと、手を出し、カニの目と目の間と、下の方の所を持ち、入れ物に入れる。入れ物に入ると、まるで絶望したかのように動かなくなった。すぐにそのカニは放した。アゴハゼの幼魚は、三匹から十二、三匹のむれになっていて、おっとれそうだ!と、ひょいとやると、水面から放れ、深い所にいってしまうから、なかなかとれなかった。しかしーー太陽の光が反しゃし、見えないーと思ってたら、五匹もとれていた。
私はズバリ!生き物達にとって、くらしが変わるのはかんきょうだと思う。保護されていれば天神島のように生き物達であふれかえる。いいかんきょうを保てば、生き物達も増えていくが、よくないかんきょうだと、どんどん絶めつしていくと思う。
生き物達を育むなら、かんきょうを大事にしなければならないのだ。
講評 hoemi
ポニーさん、こんにちは。最後の段落で天神島のことからもっと枠を広げてまとめられたこと、何より最後の一文がとても実感のこもっていて良かったよ。たいへんよくがんばりました!
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