国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   真実を見分けること   みかん

 私は、見えるものをそのまま信じるのではなく、真実を見極められるような人間になりたい。
 そのための方法としては第一に、目に見えるものをそのまま受け入れるのではなく、疑ってみることがある。私は最近、学校の理科の授業で、藻を顕微鏡で観察した。その時見えたのは、細胞壁と葉緑体だけだった。一通り全員が観察し終えた後、先生が、この植物には核はあるかという質問をした。観察したときには核は見えなかったので、ほとんどの人はないと答えた。しかし、私を含め2,3人は、核がないということはありえないから、見えないだけで本当はあると答えた。結局、私たちのほうが正解で、先生はとてもほめてくれた。見えたことをそのまま受け止めるのではなく、吟味したからこそ正解にたどりつくことができたのである。
 第二の方法は、自分らしい考えを持つことを許容する社会をつくることである。最近、デパートに行くことが多くなってよく思うのは、ブランド品とそうでない品の値段の格差がとても大きい、ということである。安売りで千円もしない財布もあれば、10万円以上するものも売っている。確かに少しは質や性能が違うだろうが、ブランド品のロゴがあるだけで、値段が何万円も違う。そして、より有名なブランド品を持っている人が、お金持ちだと思われる。このような社会は、情報に左右された社会だと思う。自分はこう思うからこうするのだ、というのが当たり前に受け入れられるような社会を作るべきであると思う。
 確かに、目で見る映像は分かりやすい。それによって見聞を広めることも大切だ。しかし、「ことごとく書物を信ずれば、書物を読まないことと同じである。」という名言があるように、たくさんの情報の中から真実を見極められるような生き方をしたい。

   講評   kira


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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