低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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手助け アッキー
日常生活の中で人間はいろいろ手助けをしている。私は父に算数の問題の手助けをしてもらったことがある。算数の勉強をしていたとき、私がどうしても分からなかった問題を父が手助けしてくれた。父が手助けしてくれたおかげで問題の見方が最初と変わり問題が解けた。でも、父が手助けしてくれた問題は後で自分で解くときに少し苦労した。父がしてくれた手助けに少し頼りすぎて自分で解くということを理解していなかったからだ。
確かに手助けをする、またはしてもらうということは良いことだ。誰かが困っているときに手助けをしたり、自分が困っているときに手助けしてもらっても何も悪いことはない。私も、手助けをしたことだある。といっても妹のアメリカでの学校の宿題だ。妹が英語の宿題で分からなかったとき手助けをしてあげたのだ。妹の手助けが終わったときに、お礼を言われた。手助けをした方も、手助けをされた方もこのお礼でうれしくなる。手助けという物はとても大切で日常ではたぶん欠かせない物だ。
しかし、必ずしも手助けが良いという訳ではない。手助けにも良いばかりではなく悪い面もある。例えば、勉強の国語をやっているときなどがそうだ。国語の問題などでわからない、または読めない漢字が出てくる。こういうときに手を貸してもらうと自分で学んだことにならない。自分で覚えた、と思うかもしれないがもう一度見直したときに覚えてない。自分で努力した方がよおく覚えている。逆に漢字を覚えようとしているこの邪魔をしているかもしれない。
確かに、手助けには良い面と悪い面と二つの面がある。しかし手助けが良いとか悪いとかという問題ではなく、「家とは、外から見るためのものではなく、中で住むためのものである。」という名言のように、手助けの行動だけが大切なのではない。大事なのは、手助けが良いとか悪いとかではなく、手助けをしようという思いなのである。だから、手助けには良い面と悪い面の二つがある。
講評 jun
今学期からまた新しい書き方となりましたが、初回からよくがんばりましたね。
<第一段落>
次の二つの段落にもつながる、手助けの良い面と悪い面の両方がわかるような実例を挙げることができました。
<第二段落>
一つ目の意見として、手助けは良いという意見を書くことができました。人が困っているときに手助けをするのは、人間として当然の行為とも言えるでしょう。
<第三段落>
二つ目の意見として、手助けの良くない面について触れることができました。手助けがマイナスになってしまう例も、わかりやすいものを挙げることができましたね。
<第四段落>
今回の構成では、この段落がいちばんむずかしいところなのですが、きちんとまとめることができています。ただ、最後の「手助けをしようという思い」は、「本当の意味でその人の役に立ちたいという思い」などとした方が、アッキーちゃんの言いたいことが伝わるのではないかな。
■最後に「総合化」というキーワードを入れておいてね。
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