創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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お父さんと生活するのも一苦労 矢囲加空根
ズバッ。ズバッ。ヒュッ、ズバッ。
「よっしゃあ。今日は1発も外れないで当たったあ。」
と、子ども部屋で小さなかん声が上がった。このかん声、家中に聞こえそうだが心の中だけでかん声を上げているから安心だ。実は、投げているのは使い方を間ちがえればきけんなちょうこく刀でだれにも見つからないようにこそこそやっている。しばらくして、家の外で遊ぼうとドアを開けたしゅん間、目が覚めた。ゆめだった。まだ、午後10時だった。
それはまだ、お父さんが子どものころのことでございます。そのころは、空き地がたくさんあったのでお父さんはよくそこで遊びました。そして、いつのころか火遊びをするようになりました。その楽しいこと。たくさんやったらこつを覚えましたとさ。ぼくだって火遊びをしたことはありますが、結局、近所に住んでいる人におこられただけでした。なぜそうなったかというと答えはただ1つ。場所が悪かっただけということです。やっぱり昔もいいところもあるんだなと思いました。こうして、お父さんは大人になっていくのでした。
ぼくのお父さんは、ふだんは面白いことをたくさん言って家族みんなを笑わせます。それは、ぼくが意外と息が出来なくなるくらい笑うからです。そのときは、まるでうちゅうで生活しているようでした。でもかめの世話をするときや、パソコンで何かをしているときはまったくちがうたい度を取ります。なので、顔がちがったらぜっ対に別人とかんちがいすると思います(顔がちがえばぜっ対にその人は本物のお父さんでないことは当たり前ですが)。ということなので、かん単には説明できないお父さんです。ほかに、ぼくとお父さんは変な行動もします。しかし、1番のちがいは2つあります。1つ目は、小学生の時お父さんが以上にやせすぎだったのに対して、ぼくはちょうどいい体格だったことです。2つ目は、ぼくがまじめに宿題をしていても、お父さんはてき当だったことです。そこでぼくは、「なんかお父さんだけ宿題さぼっているのはずるいなあ」と思いました。
ぼくは、お父さんとちがいますがやっぱり逆にそれがかえっていいと思います。それは、金子みすずの詩「わたしと小鳥とすずと」と同じようにみんなちがってみんないいからで、そう出なければ人は人間ではないからです。
講評 kirara
電話の日をお休みしても、きちんと作文を書くのはとてもえらいですね。
7月から新学期。●課題のことを夕食の話題にして、「体験実例」をふくらませておきましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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