国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   良すぎる環境も問題である   トノチュウ

近年社会は便利さをおいもとめ、50年前が想像できないほどになった。大人はマニュアル通りに動くだけでよくなり、子供も寝ていてもできる義務過程を終えて進学もしくは就職という線路に乗って進むだけで良くなった。だかその反面前とは違った問題もでてきている。楽をすることになれてしまい、努力することをわすれている。例えば最近ひきこもりなどと呼ばれる人が増えていてその数は年々増加しているらしい。便利さや快適さを追い求めすぎてしまっている。こんな社会は問題である。
その原因としてまずインターネットをはじめとする新しいメディアの普及が挙げられる。例えばインターネットはとても便利で、自分が電気信号となりありとあらゆる情報にアクセスすることが出来る。実は僕も週末はPCの前でひきこもり状態になっていることが多い。PCが一台あれば家にいながらありとあらゆる情報が手に入るし、インターネット上にはたくさんの人間がいる。その人たちと交流しているとあっという間に時間がすぎてしまう。しかしこれは家から出なくとも世界とつながっていられるということになり、これがひきこもりの原因の一つになっている。またインターネットには匿名性という便利だがやっかいなものもあり、匿名性を利用した犯罪なども多くおきている。便利過ぎる環境も問題である。
第二の原因としては、家族に頼りすぎることだ。最近と昔では家族の身分関係も大分と変わって来ている。昔は父親に逆らう事など考えられなかったのに、今では友達のような父親というのが父親の理想像になったりしている。昔は長男が家を引き継ぎ、あとの2,3番目の子供は家を出たら、あとは自分の力だけで生活していかねばならなかった。(歴史実例)江戸時代とはいかなくても、僕の親も家を出てからは親の援助なしにいままで来たらしい。。いまでは仕事場にも親の家から通ったり、親に仕送りをしてもらったりというのが当たり前になってしまっている。(歴史実例)
確かに、社会の仕組みは絶えず移り変わるものだから、昔と今が違うのは当たり前である。(反対意見への理解)しかし、便利すぎる環境、試練のない環境は人をだめにする。「かわいい子には旅をさせよ」ということわざもあるように、苦労を体験しなくてはならない。人は安穏とした環境では成長できないのだ。

   講評   yama

 こんにちは。主題に関しては、「こんな社会は問題だ」とするよりは「このように、社会の〜な点は問題である」としたほうがより中心が絞れて主題がはっきりしますよ。また自作名言にもぜひ挑戦してみてくださいね!



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