国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   「こうしてケーキミックスは」を読んで   コムギコ

こうしてケーキミックスは大ヒットした。調査してみると、日本はすっかり欧米化しているようだった。日本人の食生活の洋風化はきわだっていた。ライスカルチャーといわれる日本文化の中でお米は純粋さの象徴なのである。その御飯を炊くのと同じ器でケーキを作るとバニラやチョコレートに汚染されてし
まうのではないか。日本の主婦がひっかかったのはそこだった。
「電気釜をよく洗えばだいじょうぶだ」
というのは、ひじょうにあさはかな考えで、答えになっていない。人間の心理はそんなに簡単なものではない。
 <<こうせい>>要約/感想文・書き出しの工夫/作文
僕は文化が民族的な伝統に根ざしているだけで、食文化の違いが現れるなんてすごいと
思った。僕にはお米についてこんな経験がある。僕が初めて御母さんに
「お米、洗っておいて」
と頼まれたときどうやって洗うのだろうと思った。そして初めて洗ってみると、意外と洗うのはかんたんだっなっていたのでびっくりしてしまった。そのとき初めて米のとぎ汁が白いと分かった。が白く本と他の国の食文化の違いはいろいろかないものだと目に見えないので残している気持ちも無く残してしまう。
 <<だいざい>>体験
 日たが洗った米のとぎ汁実例・ <<表現>>たとえ・ユーモア表現・
日本人にとってお米とは大切な食文化だと思う。たとえば、食べ物のに対する感じ方、食べ方だ。考え方が違うとそうなる。僕もお米は一粒も残さないように心がけているのに、目にあまりつ主婦に炊飯器でケーキミックスを作れというのは民族的な伝統に根ざしている以上ぬかに釘だ。やはりその国の食べ物に対する感じ方、食べ方によっていろいろ変わってくるのだなと思った。
 <<しゅだい>>一般化の主題・

   講評   muri

日本という1つの国の中でも、地域によって食文化はさまざまであることは知っていますか?たとえば、東日本の人は納豆好きですが、西日本では、あまり納豆は食べないといいます。お正月に食べるおぞうにも、おもちの形は四角か丸か、汁はみそかしょうゆかなど、いろいろなパターンがあるようです。(コムギコくんの家はどんなおぞうにかな?)でも、お米は日本全国みんなが食べている共通の食べ物です。いろいろな地域をお米という文化がつないでいるなんて、すごいことですね。

●題材(体験実例):初めてお米を研(と)いだ時のことをよく思い出してみることができましたね。お米は毎日食べているので、あまりに身近すぎて、改めてお米体験を探すのは難しいかもしれません。でも、毎日の生活の中から、とてもいいお米体験を探すことができたと思います。とぎ汁が白いことにおどろいた気持ちもとてもよくわかりました。(1部分、よく読めない部分がありました。この作文を清書する場合には、修正してみてくださいね。)
●主題(一般化の主題):今回の一般化の主題は「日本人にとって」という言葉をつかって書いてもらいました。とてもいい主題が書けましたね。「お米を一粒も残さないように心がけている」なんて、お米の大切さを本当によくわかっているんだなぁと、感心しました。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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