国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   得意分野と苦手分野   はる

得意分野とは文字通り、自分が得意とする分野のことであり、また、苦手分野とは、自分が苦手と感じる分野、努力をしても結果が出ない分野のことを言う。
普通、テスト勉強などでは苦手分野から手を付けてしまいがちである。そればかりに時間を取られて、得意分野まで手が回らない場合も少なくはないはずだ。もし、そこで苦手分野も中途半端にしか出来ず、得意分野は手付かずだった場合、そのテストの結果は惨憺たる結果となるだろう。得意分野から手を付けていれば、捗り、且つ得意分野は更に伸びるであろう。そのためにも私は、あえて得意分野を伸ばすべきだと思う。(第一段落 意見)
 そのためには第一に、自分に出来ることをはっきりと言える自身を持つことだ。ここでもテストの例を挙げるが、はっきり言い、自信を持つことによって、その分野との相性も以前より更に良くなり、おまけに勉強することも苦にはならないだろう。逆に自ら目を背けてしまうと、そのもの自身との相性も悪くなり、どうしても勉強したくなくなる。そいうことを考えると、得意分野をはっきりと言い、自身を持つべきである。(第二段落 方法1)
 また、第二の方法は、出来ないところを拾い出すような教育法から、良いところを更に伸ばす方法に転換していくことだ。最近では、大学も「推薦」「自己推薦」で受けるやり方が多くなってきた。言ってみれば、テストや偏差値でふるい分けをするやり方が減ってきているのだ。自分のやってきたことに自身を持っている場合はそれを評価し、さらなる発展のチャンスを与えるというものである。(第三段落 方法2)
 確かに、自分の弱点を強化することも大切なことだ。しかし、得意分野とは、自然に伸びるものではなく、磨いて伸びるものである。よって、自分の得意な分野を更に発展させる方法で、自分を成長させるべきである。

   講評   tama

第一段落: 導入部分ですから、読み手に印象を与える書き出しを工夫してみましょう(書き出しの工夫)。会話、音などから書き始め、自分の得意分野しっかり述べてから意見につなげると説得力が出ます。

第二段落: 得意分野を伸ばすには、「自分にできることをはっきりと言える自信を持つこと」。ここは非常にいいですね。体験実例に第一段落で挙げたことをなるべく具体的に書いていくといいでしょう。(「先日のテスト勉強で、苦手な数学に時間をとられ…」など。)また、面接試験で長所や特技を聞かれたことなどでもいいですね。

第三段落: まったく問題ありません。強いて言うなら、身近に「自己推薦」で進学した人や、聞いた話を書いておけば完璧です。

第四段落: 反対意見、自作名言が光ります。結びは「得意分野を意識し、自分を磨くことによって〜」のように、名言を意識して書くとさらによくなりますね。とてもよくできていますよ。

※ 「自身」と「自信」の書き分けに注意しましょう。(^O^)/



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