国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   こうしてケーキミックスは   おせと

ケーキミックスは、アメリカ国内、ヨーロッパ、オーストラリアで、大ヒットした。そして、次の有望な市場として日本に目が向けられた。日本人の食生活は、インスタントコーヒー、粉末スープ、和菓子から洋菓子へと市場は成長していった。利益は十分あったが、そのころの日本は、オーブンを持っている家庭が少なく従来のケーキミックスを持ち込むわけにもいかなく、この時代どこの家庭にもあった電気釜で作れるように改良するようにアメリカの優秀な技術陣が立派な製品を作り上げた。
ケーキミックスの評判は上々で大手企業や合弁会社が設立され、かなりの宣伝費をかけて売り出すと真似する会社が増え、成功は間違えないと思われていたが、日本の市場では完全な失敗で全く売れなかった。原因を調べるために、主婦を集めてグループに分け雑談形式で話が進むうちにバニラやチョコレートが入っているという意見が出てきた。これを理由に一気に売れない理由がわかり、日本の食文化は主がお米であり厚生省の調査でも明らかになっている。
その御飯を炊くのと同じ器でやるとバニラやチョコレートに汚染されてしまうのではないか、などの理由でケーキミックスは日本市場から引き上げていった。
僕の感想は、ケーキミックスを作った後の釜で御飯を作ると臭いが尽くし御飯の色が変わってしまって、気持ち悪くて食べたくなくなってしまいます。1日に1回ぐらい白い御飯を食べないと元気が出ないのでケーキミックスが売れなかったことがなんとなくわかりました。だけど、アメリカの技術陣の人たちが作った物が売れなかったのは少し残念でした。

   講評   ita

こんにちは、おせとくん。初めての感想文はどうだった? なかなか上手に書けているんじゃない? おせとくんの考え(思ったこと)はたくさん書けているからどうしてそう思うのかを証明(しょうめい)するためにも「実例」を書いてみよう。これから少しずつ練習していくよ。
     
●【第一段落】
 大体150字から200字でおさめよう。先生が分けた部分から一文ずつ抜き出してつなげて書くだけでいいよ。「あれもこれも」と思っているうちに長文を丸写ししてしまうこともあるからね。(笑)
●【第二段落】
 お釜でチーズケーキって焼いたことはあるかな?(お母さんがでもいいよ)言葉の森の先生に作った人がいました。別ににおいは残らないらしいよ。それを聞いてもやっぱり遠慮(えんりょ)してしまうのが先生なのですが。(^^ゞ おせとくんもお釜でケーキを作るのはいやということがなぜいえるのか「例」を書いてみよう。
●【第三段落】
 「アメリカの技術陣の人たちが作ったものが売れなくて残念」という「思ったこと」は人とちがっていて面白いね。目の付けどころがユニークです。でもどうして売れなくて残念だったのかな? 理由を書いておくといいよ。
●【第四段落】
 「一般化の主題」を練習しましょう。「お米とは日本人にとって〜である。」という形にしてごらん。なかなかかっこよくなるよ。
   

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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