国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ユージーン   えてよ

ユージーンは、街のなかに障害者がいることで、人の流れが変わらない街だった。そして、障害者と自然にむきあう街だった。。むろん、日本で私が「大人」扱いされないわけではない。しかし車椅子を押す人が後ろにいるだけで、大人と子どものワンセットになってしまうこともある。ところが、おもしろいことに、電動だと後ろに人がついていないから、セットにしよう。それは、送れないからバスで行ってと、相手がさらりと言えることであり、その日の仕事を終えて、また明日、とあいさつして、右と左にわかれることができる、あるいは、明日は何時にどこそこでと約束し、その時間にその場所へ一人で行って帰ってくることができる、ただそれだけのことだったりする。しかし、そのことが、私をどれほど自由にするかを、ユージーンの風は教えた。
 私たちは自分でやれる事は自分でやるべきである。ゲームや実験、発見など自分で成し遂げるとこそ意味あることだ。ゲームなど攻略本を見てやってクリアしてもあまり達成感が感じられない。自分で成し遂げるからこそ、そのことが最初はつまらなくてもだんだん楽しくなってきたり好きになったりいろいろと感覚が変わってきます。
 私たちは他の人に手を差し伸べる事も大切だ。部活で自分では処理しきれない仕事は他の部員に仕事を分割します。期間厳守の仕事などは特に。しかし分割してもなかなかその仕事をしてくれず結局自分でやる事になってしまいます。
 弱者に手を差し伸べることも、自らやろうとする意思を尊重することも大切だ。しかしもっとも大切なことは、「私たちの人生は私たちが費やしただけの価値がある。」という言葉があるようにみんなが対等な立場で人生を歩んでいくのだという姿勢だと思う。

   講評   jun

<第一段落>
 要約は、全体のバランスから見るとやや長いですが、内容的にはとてもうまくまとめています。
<第二段落>
 ゲームの例を挙げながら、自分でできることは自分でするべきだという一つ目の意見を示すことができました。
<第三段落>
 ときには他人の手を借りることも必要だという二つ目の意見を示すことができました。
 責任感のある清之君は、部活で苦労しているようですね。(笑)
<第四段落>
 名言を引用し、二つの意見のさらに上をいく意見でまとめることができました。

▲第二段落と第三段落に、敬体文が交ざってしまいました。文末は常体で統一しましょう。

■「総合化」というキーワードを忘れずに。
                              

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