創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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おとうさんと散歩 ピプリー
主題)(構成)書き出しの工夫(題材)(表現)おとうさんと散歩
「散歩しに行こうか?」
と、お父さんがドアを開けました。毎週土曜日に、お父さんと籤から正午頃まで歩いています。でも、何時間も歩いていると疲れてしまったり、機嫌が悪くなります。おなかが痛くなったとき、お父さんが、
「そっか、ごめんね。遠いところにつれてきちゃって。おなかを手で暖めたほうがいいよ。」
と、優しく教えてくれました。すると、本当におなかが治りました。まるで、やさしいお医者さんです。その後からは、楽しく元気に歩けるようになりました。歩いている間、すごいものや、きれいな景色だったりしたら、お父さんがデジカメでお父さんが撮ってくれます。その時に撮った写真を、家に帰ってから家族全員で見ます。めったに見れない風景をみんなで見てびっくりしていました。時には、私が変な顔をした写真があります。すると、皆で笑ってました。
毎回歩いていると、いろいろ違う鳥が飛んでいたり、虫が歩いていたり、花が咲いていたりします。デジカメで鳥を撮ったり、双眼鏡で観察しました。かわいらしくカマキリやアリ、カメムシ、バッタが元気にぴょんぴょんとんでいました。きれいな花があればデジカメで撮ります。それかよく見て観察します。今度からは紙にスケッチして、様子を細かくかきたいです。
花を見ていたら、バッタがいました。私が、
「バッタがばたばたしてる。」
と指さしたら、お父さんが、
「バッタがジタバタしてふんばった。今、ほらほら。」
と、ダジャレをあっさりきめました。これからもお父さんと一緒に歩いて、いろいろなものを観察したり、ダジャレのわざをみがいていきたいです。これからは、デジカメだけじゃなく、エンピツ、消しゴム、図鑑、フィールドノートやスケッチブック、双眼鏡を持っていきたいです。わからないものは、その場で図鑑で調べたい、と心の中で思いました。
講評 yuta
お父さんとの散歩、続けているんだね(^^)。
“「散歩しに行こうか」とお父さんがドアを開けました”という書き出しで、読者も一緒に散歩に出発するみたいです。
何時間も歩いていると具合が悪くなってしまうこともあります。この前はお腹が痛くなってしまったんだ。お父さんは「おなかを手で暖めたほうがいいよ。」と優しく教えてくれたんだね。『まるで、やさしいお医者さん』ですね。
きれいな景色はお父さんがデジカメで撮影。その感動をおうちのお母さんやお姉さんにも見せてあげるんだ。ピプリーさんの写真も増えていくね。
鳥、虫、花……。毎回新しい出会いがありますね。デジカメで撮ったり、よく観察したりしている他にも、これからは紙にスケッチもしたいと思っているんだ。ステキ! いいアイデアですね。
「バッタがばたばたしている」「バッタがジタバタしてふんばった」ダジャレ合戦も決まっています。おしゃべりも楽しみの一つだね。
『わからないものは、その場で図鑑で調べたい、と心の中で思いました』 どんどん楽しみが広がりますね。
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