国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   心の休憩時間   クー子

 昨晩母が苦労して片付けたおかげで、かなり快適そうな子供部屋になっていた。一見きれいに見えるこの部屋も、引出しを開ければこんなもんである。所詮、茶番にすぎないのだ。(要約)
 「はやく!!はやく!!○○(さん)が来ちゃう!!!」
バタ、バタ、バタと床に足音が響く。何日の何時くらいに来るとは分かっていても人間とは後回しにするのが好きな生き物だ・・・。(特に私は  笑;)誰かが来る前日、又は当日になって家の中はバタ、バタとうるさくなりはじめる。片付けはじめるのだ。片付けるといっても押し入れやクローゼット、引き出しに突っ込むだけなのだが・・・。ただ、家に人が来るという一つの理由でこんなにバタバタするのだ。しかもそれは、その時限りの・・・。その客が帰ったとたん、
 「はぁぁ・・・。」
とため息・・・。またウチは見る見るうちに散らかりはじめることであろう。それはまるで、猛獣のようだ!!!猛獣というよりは小熊とたとえた方が良いのであろうか。わざと、悪気があって散らかしているわけではないのだが・・・。もう、それが習慣となって身体にしみついているのではないか。私はそう思う。いっきに準備をしていっきに散らかるよりも毎日、こまこまと少しづつ片付けていった方が気が楽だし手間も掛からない。しかし、あまりきれいになりすぎても気が休まず居心地が悪いものだ。
 人間にとって「片付け」とは行ったあとに達成感がある行動だと思う!!!

   講評   miri

 センスのよい題名がつきました。これは、片付けたあとに訪れる時間なのでしょうか。(または、お客さんが帰ったあと?! )
 要約のあとの、せりふがたいへん効いています。ほんとうにこれは実感がこもっています。
 片付けに関して、ここに書いてあるような 「いっきに準備をしていっきに散らかるよりも毎日、こまこまと少しづつ片付けていった方が気が楽だし手間も掛からない」ということは、身にしみているはずなのに、同じことを繰り返してしまいますよね。

 実例がもうひとつ入ると字数の上でかなり伸びるでしょう。がんばってもうひとつ考えましょう。もし、どうしてもでてこないときは、「もし私が主人公だったら」とか「もし片づけをあきらめて散らかったところに先生やお客さんを招き入れたら」といった想像を入れましょう。
 結びは、簡潔にできました。

                     

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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