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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   昆虫のこと   オカピー

 果実や穀物の好きな生き物は多い。人気があまりないのが栄養価の低い草である。しかしその草を主食としている生物達がいる。昆虫は幼虫時代には、食べることに専念してどんどん大きくなるが、そのままでは動けないので変態する。その時の、食べ物は花の蜜だ。これは飛び回るのにとても適している。昆虫は羽化を境に食べ物や運動法を変えているのである。(要約)
 これと似た話がある。働き盛りの父は肉や魚を好む。私は飴等のカルメラ焼きのように(たとえ)甘い物が好きだ。中学生の兄は、ステーキ命だ。私は、成長期だからだと思う。母は、美容を考えサラダやお茶。祖父は、昔は肉料理が好みだったらしいが、いまはあっさりした物を好む。このように同じ人間でも、年齢によって好みがそれぞれ違う。
 もう一つこれと似た話がある。私は、カブトムシを飼ったことがある。その時の餌は、百円ショップで買った昆虫ゼリーだった。「野生のカブトムシは、何を餌としているのかなあ。」と兄に尋ねると、「木の樹液だよ〜。」と得意そうに教えてくれた。その時住んでいる場所によってえさも、変わってしまうのだと思った。(体験実例)
この、長文から生き物は、生き延びれるようにえさを選ぶ時に工夫をしているということを初めて分かった。(分かったこと)。私は、あまり昆虫は好きではないので、昆虫について詳しくない。しかしこの文章を読み当たり前の様に思っていた昆虫の成長による食物の変化はその生活に深く関係していることが分かった。生活しやすくするということは、それだけ長生きできる可能\性を増やすということでもある。この文章を読んで更に自然の不思議についてもっと知りたいと思った。

   講評   kei

自然界の不思議は、無限大ですね。時に、私たち人間が、文明の発達とともに忘れてしまった、大事な生きる術を教えてくれます。
●しっかりと要約できていますね。そして、次の段落へと発展させています。
●「家族の年齢、特徴による食の好み」う〜ん、おもしろい!感心してしまいました。
●野生のカブトムシは、樹液を食べて生きていきます。人間に飼われてしまったカブトムシは、自分で樹液を摂れないので、飼っている人間が代わりにえさとしてゼリーを与えますね。確かに、生活している環境によって、食べ物も変わると言えますが、どうでしょう?これはカブトムシの意志(?!)ではないね・・・。もし、これを例に挙げるならば、人間がカブトムシを飼育するにあたって、幼虫のときにはどういうえさをあげる必要があるのか?それはどうしてか?成虫になったらどうしてあげる必要があるのか?その理由は〜、という具合に展開させる方が、おもしろそうですね。
●パソコン入力だと、句読点を忘れてしまっても気づきにくいです。私も山のたよりや学級新聞で、しょっちゅう失敗をします。気をつけて、読み直しましょうね。

いよいよ夏休み!心と体をいっぱい動かして、楽しい思い出を作ってね。





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