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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   平等な世界   悟空

ユージーン(アメリカ、オレゴン州の町)は街のなかに障害者がいることで、人の流れが変わらない街だった。そして、障害者と自然にむきあう街だった。ところが、おもしろいことに、電動だと後ろに人がついていないから、セットにしようがない。いっしょに行く人がいても、その人は私の後ろではなく横を、並んで歩く。このことは、私と人との関係を対等にする。傷つこうが、自分の責任で「苦境に直面する」、それを彼女は「傷つけられる権利」と呼んだ。
ぼくは、障害を持つ人を助けることは大事だと思う。(複数の意見一)ぼくは、あまり障害を持った人を見たことがないが手助けをするということならしたことがある。たとえば、学校や普段の生活でわからないところを教えたり、やってあげたりする。ぼくは、実際障害がある人を見たら多分少し引いてしまう。だから、できるだけ引かないようにしたいと思う。手助けは、いろいろなところで出てくるからそれも障害を持っている人の手助けになるかもしれない。(体験実例)
 障害を持っている人の意志を尊重するのも良いと思う。(複数の意見二)テレビなどで、手助けをして「余計な迷惑だ」といわれている人などを見たことがある。それは、きっと自分の具合が悪いとか体が悪いとかを認めたくないだけだからだと思う。
 障害を持っている人を助けるのも意志を尊重することでもなく、私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。という明言があるように人間は、平等なのである。(総合化の主題)・(名言の引用)


   講評   hota

 今回も、提出が早かったですね! 読んで、聞いて、すぐ書く。いい習慣が身についていますね。感心です。

 要約は、ほとんどいいです。「電動だと」の前に、「車椅子が」という言葉を補っておいた方がいいのと、最後に「障害がこの自由をどれだけ阻むかは、その時代のその社会が、障害者をどう位置づけ、そのなかで人と人との関係をどうつくっているかで決まる。」をつけ加えておくとパーフェクトです。

 意見の一と「体験実例」はいいね。身近な「体験実例」を入れることができました。
 意見の二もOKです。ここの実例は、できれば「社会実例」が入るとよかったですが、難しかったですね。ですが、自分のわかる範囲で入れてあるのはよいと思います。たとえば7.2週の長文から、「『ただ、ひとつ留意しなくては』の長文によると、欧米では子どもであっても大人と対等に扱うそうだ。子ども扱いされないという意味では、子どもも自分で考え、自立できるのでよいと思う。これは障害者の場合も同じだろう。」などと、「長文実例」を入れておいてもよいね。

 「反対意見への理解」は、少しずれてしまったね。ここは、「確かに、障害を持っている人を助けるのも意志を尊重することもどちらも大切なのであるが、……」としよう。そして、「本当に大切なのは、」として「総合化の主題」につなげよう。

 「名言の引用」はうまく入ったね。かなりいい感じになってきているので、この調子、あと一息です。

★ジョニー・D好きの悟空君としては、この夏は映画を見に行かなくては、だね。私も行くつもりです。ワクワク。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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