創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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進化しつづける世界 ブルーのインコ
巳之助は火打で火を切りはじめた。火花は飛んだが、火口がしめっているのか、ちっとも燃えあがらないのであった。
巳之助は、今になって、自分のまちがっていたことがはっきりと分かった。電灯という新しいいっそう便利な道具の世の中になったのである。<三文抜書き>
ぼくがこの話を読んで一番好いと思った所は、巳之助が、自分のやっている事が悪いと思ったところです。
ぼくもお母さんと勉強している時、
「もう、ここ勉強したでしょ。」
と言われて反抗して、最後に言い争いになり怒られます。ぼくは、
「ああ、反抗してしまった。」
と心の中で何時も思います。それにぼくが勉強を教えてもらっているんだから悪い態度をとっては、いけないと反省しました。<題材>
お母さんから聞いた話で、三十年前は、紙の辞書しか無くて、書いてある事も、少なかったそうです。だけど、三十年もたって、今は電子辞書もできて、もっと便利なオンライン辞書もできたそうです。(オンライン辞書とは、コンピューターの辞書で毎日新しいデータが入ってくるので、色々な言葉を調べても、殆ど出てきます。)
ぼくは、昔に比べて技術がとても進んだと思いました。<主題>
巳之助は、ランプにしランプり<駄洒落>をし、新しい技術に向かっていくのが、良いなあと思いました。
講評 wao
ブルーのインコくん、こんにちは。今回の三文抜き書きは、これといったヒントもなく取り組みましたが、要点をきちんと押さえた抜き書きになりましたね。さすが、ブルーのインコくん! いろいろな本を読んでいるだけのことはあります。本をあまり読まない人は、こういうことが苦手なのです。
似た話の1つめは、「怒られて反省した話」で、「いちばん・・・だったのは」にうまくつなげることができました。自分で気づかなければ、進歩しないものですよね。
似た話の2つめは、電子辞書のお話を書くことができました。お母さんは、やはり物知りですね。たしかに、電子辞書は紙の辞書に比べ、最新でくわしいデータなので、とても便利です。紙の辞書は紙の辞書なりのよさがあるのですが、「自分の知りたいことだけを速く、くわしく調べる」ということに関しては、電子辞書にはかないません。
2段落めの似た話と3段落めの似た話をつなげるようなまとめができるといいですね。技術の進歩と人間の進歩というまとめ方もできます。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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