国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   発展力   藤山(ふじさん)

 生きることは学ぶことであり、学ぶことには喜びがある。生きることは、また何かを創造していくことであり、その創造には、学びの段階では味わえない、大きな喜びがある。しかし、学ぶ事だけではまったく意味がない。それをどのように使うかが大切なことだと思う。いくら知識があっても、それを生かす力がなければ、何も出来ない。習ったことを元に、応用が出来る人生を送りたい。
 そのためには何事に対しても、自分なりの考えを持つことが必要だと思う。周りから言われること全てをそのまま信じていてはいけない。数年前、私は他の人が言っていることをことごとく実行しようとした。だが、結局人の言うことは人の言うことだ。その言葉が役に立つこともあるが、あくまでそれは他人の言っていることなのだ。自分の考えを持たなければ、やっていることが何もかも中途半端に終わってしまう。例えば、ある人が「その歩き方キモいよ」と言って、じぶんがそれを直したら、別の人が「その歩き方キモいよ。前の方がいいよ」といってくる。自分の考えをもてなかったらやることがはっきりできないだろう。
 二つ目には、何事にも興味を持つことだ。習ったことをただ活かせと言われても、なかなかうまく出来ない。案外、そのことを別の観点から見て見ると意外な事が浮かび上がってくるものだ。例えば、ニゥートンは木からりんごが落ちるのを見て、万有引力の法則を見つけた。答は意外なところにあるかもしれない。
 確かに、学校では物事を覚えることの方が大切かもしれない。だが、学校というものはあくまで社会に出るための基本的な事を学ぶ準備体操にすぎない。「辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。」という名言があるように、いかに習ったことをうまく活用するかが大切なことになるだろう。活用して、何か新しいことを成し遂げて見たい。

   講評   inoko

 藤山くん、こんにちは。忙しい夏休みを過ごしていると思いますが、体調管理に気をつけてください。
次回は、8月7日です。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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