創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   おもやはもうひっそり   まりりん

 もっとも牛が眼をさましていたって、火をつけるにはいっこうさしつかえないわけだけれども。巳之介は火打ちというものはあまり便利なものではないと思った。古い自分のしょうばいがうしなわれるからとて世の中の進むのにじゃましようとしたり、なんのうらみもない人をうらんで火をつけようとしたのは、男としてなんという見苦しいざまであったことか。(三文ぬきがき)わたしが一番心にのこったところは、巳之介が、自分の間違いにきづいたところです。
 私の似たような話はピアノを習っていて、新しい曲のふよみが、なかなか進まなかったとき、お母さんが                      
「こうやってこうして進めば早く進めるよ。」
とお母さんがおしえてくれました。だけど、私のやり方でいいのと私が、私のやり方でやっていました。(自分だけがしたこと)やっぱり進まないので、お母さんのやり方でやってみると、私がやっていたやり方より早く進んだということです。
 私のお母さんの似たような話は、お母さんがECCの先生をしている時、はじめはテープレコーダーでした。でもテープレコーダーだとあたまだしがすぐ出来ないので、MDプレーヤーにしよう。といっていたのですがお父さんがはんたいしていました。でも、買ってやってみるとまるでまほうみたいにあたまだしがすぐにできるので、お父さんは自分の間違いにきづいたということです。(たとえ)
 私は、巳之介が自分の間違いに気づいてよかったとおもいました。巳之介をみて、私も自分が間違っている事はすぐに見つけて直そうと思いました。(心の中で思ったこと)

   講評   kira

 まりりんちゃん、こんにちは。感想文、大成功だね。
● 三文ぬきがき/感
 火打ちとマッチのちがいで、大きなことに気付いたんだね。自分のまちがいに気付くことは勇気がいることなんだね。
● 自分だけがしたこと
 ピアノの練習の時に、お母さんのやりかたを素直に受け入れられなかったのね。自分がやってきた方法も、大事にしたいよね。でも、プラスになることは取り入れるほうがよさそうですね。
 お母さんのお仕事の道具もどんどん進化しているんだね。とくに電化製品は競争のように新商品が出ます。すぐにとびつくのも考え物ですが、便利さは貴重ですね。
● たとえ● ダジャレ表現
 「まるでまほうみたいに」とMDにかえたときの操作の簡単さをたとえました。先生も、電子レンジができたとき、魔法だと思って感動しました。(古いけどね)
● 心の中で思ったこと(口に出さないが心の中で思ったこと)
 自分のまちがいに気付ける人が、進歩できるんだね。

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