創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   それぞれの人生の価値 (清書)   えうや

僕は、障害者と助け合って生きていくべきだと思う。
確かに、障害者に手を差し伸べることは大切だ。この間、友達と遊びに行ったときの体験がある。商店街を通ったとき、出口で盲導犬の育成のための募金をしていた。ほとんどの人は見るだけか、みて見ぬ振りをするかで、募金はあまりたまっていそうになかった。僕も残っている手持ちの金が少なかったので、通り過ぎようとした。募金のお願いをしている人も目が見えないらしく、付き添いの人に支えられている。その姿を見て、かわいそうに思ってきたが、帰れなくなっては困るのでしょうがない。と思っていたら、友達はそこへ駆け寄り、百円玉を入れた。「チャリン」という音が聞こえ、盲目の方も付き添いの方も笑顔でお礼を言った。それを見て、僕も募金をしたいと思い、募金をすることができた。お礼を言われ、温かい気持ちになった。
しかし、自らやるのを尊重しなくてはならないとも思う。中学校の国語の教科書に、乙武さんの「五体不満足」の一部が載っていた。この話しでは、両手両足のない主人公の「オト(乙武さんのあだ名)」が 普通の生徒と一緒に夏の水泳大会に挑む、ということが書かれていた。五年間で六メートル泳げるようになる。そしてクラスのみんなで作った「スーパービート板」を使いながら、六年生になった頃には目標の二十五メートルを泳ぎきることができた。乙武さんのご両親は、乙武さんを特別な施設に入れずに一般の小学校に入学させた。これはご両親の、自分でいろいろなことをやらせたい、という思いがあったからだろう。このように、障害を持っていても自分で物事を達成できるのだ。
確かに手助けするのも、自分でやらせるのも、どちらも大切だ。しかし、全ての人間を対等に見ることが何よりも大事だと思う。「私たちの人生は私たちが費やしただけの価値がある。」という言葉がある。このように、どんな人生を歩んでいても、それだけの価値があることを考え、みんなで対等に一歩ずつ進むべきだと思う。

   講評   tama

 この世に生まれてきたものには、必ず使命があるのだと言われます。どんな人生を生きようと、それぞれの価値を見出し、認め合える社会を実現させましょう。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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