創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   勝負だー!お母さん   キングドラゴン

「朝よ−。起きなさい。」
と、優しく起こしにきます。五分くらいたった時、
「朝よ。はよ起きらんね。いつまで寝てるの。」
と、朝ごはんの用意をしながら起こしにきます。でも、まだ眠たいぼくは、起きません。そうすると、
「いーつまで寝てるつもりねー。いいかげんさっさと起きらんかー。」
と、まるで火山が噴火したように怒りはじめます。仕方なく起きてぼくの一日が始まります。とにかく、お母さんはとてつもなくこわくてうるさいです。
 ぼくのお母さんが、友達のお母さんと違うだろうなーと思うところは、お母さんが時々ぼくにプロレスの技をかけて戦うところです。痛いけどけっこう楽しいです。だから、時々ぼくから戦いをさいそくします。お母さんが洗たく物をたたんでいる時、後ろから攻げきすると、すかさずバックドロップされてそのままおさえこまれて足技をかけられてしまいます。ぼくは、たまらず
「ギブッ。ギブッ。」
と、降参します。その後、お母さんは
「私に勝とうなんて百万年早くてよ。」
と、勝ちほこった顔になります。ぼくは、未だ勝ったことがありません。
 子供の頃、お母さんは女子プロレスラーになるのが夢だったそうです。おばあちゃんが
「お母さんは、子供の頃も強かったもんねーすもう大会の時、男の子相手に連続五人勝ちしてたからねー。」
と、他にもたくさんの武勇伝を話してくれました。
 この前は、お父さんがお母さんをからかって回しげりをされていました。
「いてー。ちょいとちょいと、すげーいりょく。」
と、おしりをすりすりしていたら
「まーた大げさねー。軽くけっただけじゃないの。」
と、笑っていました。
「いやーまーたパワーアップしとる。だいぶきたえたやろ?。」
と、またからかっていました。
 お母さんは、家の外では別人になります。友達からは、かっこよくて優しくてきれいとか言われています。この前友達から
「ぼくのお母さんと交かんしてー。」
と、言われたときは、出来ることなら交かんしたいと思いました。他の友達に
「おれのお母さんバックドロップとかするんばい。」
と、言ったら
「いいなー。そんなことして遊んでくれるとかー。」
と、うらやましがられました。そんなことをうらやましがられるとは思いもしませんでした。言われて気付いたんだけど、やっぱりお母さんが一番いいと思いました。なぜかというと戦ってくれるしたまに優しいし面白いからです。また戦って今度こそ勝ちたいです。

 


   講評   siori

暑い夏もお母さんと元気にファイト!で乗り切っていきましょう。ぜひコンクールなどにも挑戦してみてね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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