国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2788 今日481 合計12623
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   言葉のプレゼント   まいボウ

 プレゼントとは、とても素敵な物だ。私がまだ小さい頃は、ゲームやおもちゃなど、お金がかかる物をもらっていた。だが、今は違う。私が今までで、一番もらってうれしかったプレゼントは、言葉のプレゼントだ。今でもそのプレゼントを思い出すと、とても明るい気持ちになる。<書き出しの工夫>
 私がもらった言葉のプレゼントとは、母からの優しい言葉だった。それは、去年のバスケットをやっていた頃の事だ。ある日、ユニフォームがみんなに配られた。その時私より後にバスケを始めた子が、私よりもいい番号をもらったのだ。それがすごく悔しくて、バスケに行く事すらいやになった。
 そんな時母が私に、
「番号なんて関係ないよ!!自分自身のプレーが輝いていれば、番号も輝いて見えるんだよ!!」
と私に言ってくれた。その言葉を聞いて私は、まるで女神がさずけてくれた言葉のようだと思った。<たとえ>それから、私は、バスケを頑張ろうという気持ちになれた。今でも母には、とても感謝している。言葉とはとても大切だ。ちょっとした言葉で、傷ついてしまうこともある。<体験実例>
 私は父に、今までで、一番うれしかった言葉があるか聞いてみた。
「今までで、一番嬉しかった言葉はある?」
と私が聞くと父は、
「うんあるよ。小学校の卒業式の後、担任の先生が、みなさんは、一人一人が人生という物語の主人公です。だから、これからも自信を持ってがんばって下さいといってくれたよ。」
と、少しなつかしそうに答えた。<聞いた話>
 「山高きがゆえに貴からず」ということわざのように、プレゼントは高価なものというより、どれだけ心がこもっているかだと、私は思う。人間にとって、プレゼントとは、とてもすてきであたたかい物だ。<一般化の主題>

   講評   inoro

清書は「言葉のプレゼント」を選んだのですね! これは本当にすてきな作文でした。まいボウさんの代表作と言っても良いでしょう!「番号なんて関係ないよ!!自分自身のプレーが輝いていれば、番号も輝いて見えるんだよ!!」の言葉をこれからも宝物にしていってね。大変良くできました。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)