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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分の部屋   リラックマン

 私は改めて自分の部屋に行った。昨晩母が苦労して片付けたおかげでかなり快適そうな子供部屋になった。やがて先生はやってきた。話は十五分あまりで終わったらしく、先生と母が子供部屋に入ってきた。先生は入ってくるなり「おっ、きれいに片付いてるなア。普段はもっと散らかっているだろう?」と一番痛いところを突き、私と母は赤面した。先生は私の机の上も見て「おっ。机の上もきれいになっているね。だけど引出しの中はどうかな?」と言って引出しを開けた。万事休す。もうおしまいである。ゴチャゴチャな引出しの中を見た先生はプッと吹き出し、私と母はますます赤面した。先生がお土産を持って去った後、母は私に「しっかりしなきゃだめじゃないの。」と予想通りの小言を言った。私は「はいはい。」と軽く聞き流し、外へ遊びに行こうと思って店先に出た。
 私はこの話を読み一番納得したのは、机の周りや本棚などはきれいにするけれど、机の上にあったmものや、捨てられないものはたいてい机の引き出しに入れることだ。
 私にも似た話がある。私は家庭訪問や、友達が家に来た体験がないからよく分からないが、違う意味で引き出しにいろいろしまう気持ちが分かる。私の机の上はとても汚いから、捨てられないものや置き場所がないものは、このお話と一緒でたいてい引き出しに入れる。見栄えもいいし、引き出しに入れておけば誰も見ないと思うからだ。しかし、私の場合、机の上も引き出しも二週間程すればまた最初のように汚くなっている。毎回、まるで年に一回の大掃除のように片付けている。もうこりごりだが、まだまだ続きそうだ。
 私は自分の家には友達を呼ばないが、友達の家には良く行く。みんな、「汚い部屋でごめんね。」と言うが、私にとってはとてもきれいだ。しかし、やっぱりみんな引き出しや押し入れの中はいろいろと入っているらしい。でも、普通はそんなところまで意識して見ないから、このお話の先生はするどいなと思った。
 私は、人間は何か特別な用があるときなどに身の回りを整理するのであり、日々部屋がきれいな人はそう多くはいないだろう・・・と私は思った。

   講評   miri

 7月の清書が終わりました。夏休み、どんな本を読みますか?
                       
  

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