創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   努力の結果   おせも

私は先月、漢字検定を受けた。合格するためにドリルを毎日繰り返しやった。遊びや見たいテレビをがまんして勉強した。これまで苦手だった漢字の意味が少しわかるようになった。だからテストは良いと思う。
その理由は二つある。一つは、知識が身に付き理解が深まるからだ。テストがあるからこそ、みんな真剣に勉強する。今日、社会科のテストがあった。都道府県名テストだった。昼休み、みんな遊ばずに勉強していた。私は東北、関東地方は県庁所在地までしっかり覚えていたが、他の地方はあまり覚えていなかった。これをきっかけに、私は真剣に勉強した。その結果、満点をとることができた。おかげで全部の都道府県名と県庁所在地名が漢字で書けるようになった。「松山」「松江」「高松」の区別がつき、日本の内陸県もわかった。小学校でこのようなテストはなかったので、私は覚えることなく卒業してしまった。ニュースなどで県名が出ると日本地図のどの辺かわかるようになり地名に興味が持てるようになった。テストは必要なものだと思う。 二つめの理由は、自分の現在の実力がわかるからだ。テストの結果次第で、勉強の工夫ができる。期末テストのことである。私は、自分の実力は校内で中間ぐらいかと思っていた。これは、希望でもあったのだが。しかし、夜遅くまで勉強したわりにはあまりよくなかった。特に数学がひどかった。母は精一杯やったと言ってくれるが、父は勉強の仕方が悪いからだと言う。父の言う通りだ。ノートに余計な絵や図を描き無駄な時間を費やしてしまった。一人勉強ノートのページ数を増やすことだけで満足していた。単語カードを作ったり、問題集をやったりして弱点を克服するようにしなければならなかった。
 確かに、テスト勉強は辛い。やりたいことを犠牲にしなければならない。眠いのをがまんしてやらなければならない。しかし、私にとって、中学校生活のゴールは高校受験だ。何もしなくてもその時は来る。「何事もしない者だけが失敗しない。」という名言がある。達成感が味わえるなら失敗しながらでもやらないよりはやった方がいい。また、たとえ失敗したしても次の勉強に生かしていけるから努力しないよりは努力して失敗したほうがいい。その時になって後悔しないように、今から少しずつ力をつけておきたい。だから、テストは自分にとって必要なものだ。

   講評   kako

こんにちは。
夏休みは楽しく過ごしていますか。夏休みといっても、中学生になると部活や塾で大変かもしれませんが、いろいろなことに挑戦して、たくさん思い出を作ってくださいね。それを作文に書けるといいな。楽しみにしていますね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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